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ヤマアラシ

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「心にいつもハリネズミ🦔」
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みずせ

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5日目
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ミルトン

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地元には滅多に帰らない。

帰れば必ず会いたくないやつと遭遇してしまうからだ。

茂原はそれくらい田舎なのだ。

墓参りに行けば、その近くに家があるSと出会ってしまうことになる。

「ようミルトン、久しぶりだな」

そう言ってSは近づいてくる。ニヤニヤ笑って。

「ミルトンはいま、何やってるんだ?」

僕が無職だと知っていて訊いて来るのだ。ニヤニヤ笑いながら。

僕は無視して自分の家の墓までいった。なぜかSもついて来た。

梅雨だったので、紫陽花がたくさん咲いていた。

紫陽花をいくつか取って、墓にそなえた。

「お前、働いた方がいいぞ?やってみたら楽しいもんだよ」

Sがそう言ったが、僕は無視した。

「ところでよ、俺、W子と付き合ってたじゃん、高校の時。そのW子が結婚したぞ」

とSは言った。

「え!お前W子と付き合ってたの?」

と僕はびっくりして訊いた。

「高校の頃な」

と言ってSはニヤニヤと笑った。

W子は小学校、中学校と一緒だった美少女だった。

W子と話すのは何よりも楽しく、小学校高学年の時は僕もW子が好きだったのだ。

そんないたいけな美少女を、Sは汚してしまったのだ。

正直な話、W子と付き合ったSが羨ましくてならなかった。

心の底からSが憎かった。

どうしてW子はこんなゲスい男と付き合ってしまったのだろう。

墓の前で、倒れてしまいそうだった。

「俺がW子と付き合ってたの、知らなかったのか?」

Sが言ったが、僕は無視した。

墓参りを終えて、僕は帰った。動揺していないように見えるように。

そんな僕にSはついて来た。こ ろしてやろうかと思った。

思えば僕の高校時代は惨めなものだった。精神的に参ってしまい、精神科に通った。

そんな中SはW子と付き合って楽しんでいたのだと思うとさ つ意が湧く。

「じゃあな、ミルトン」

と僕の実家の前までついて来て、Sは去って行った。ニヤニヤしながら。

僕はすぐに実家の自分の部屋に入り、小学校、中学校の卒業アルバムを取り出した。

そこに写っているW子の顔を見た。微笑んでいて、とても可愛かった。

僕は卒業アルバムをビリビリに破き、ゴミ袋に捨ててしまった。

僕は泣いていた。

こうするしかなかったのだ。
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YAKA

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月を見ていた - Moongazing

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かな(ljk)

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みずせ

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てん

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優しいイラストレーターさんなんだろうなぁ🥺

泣けてきました。

一瞬でファンです🥺
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