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みさ
友達のベビ

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アクア−Devil
泥の匂いと子供たちの叫び声が、乾いた大地を一瞬だけ生き物のように震わせた。
ショーツ屋が戻ってきた。
埃まみれのキャラバンから降り立った瞬間、廃墟のような泥小屋の隙間から、裸足の子供たちが洪水のように飛び出してきた。
「ショーツ屋だ!」「ショーツ屋が帰ってきたぞおお!」
彼らはジャスパーの首に、ショーツ屋の腰に、足に、まるで溺れる者が浮き輪にすがるようにしがみついた。ジャスパーは尻尾をちぎれんばかりに振り、どの子も順番にべろべろ舐め回した。順番を待てない子はジャスパーの背中に乗り、耳を噛もうとした。
ショーツ屋はもう、街の洗剤の匂いも、花の香りもまとっていなかった。
キャンプの悪臭——薪の煙、汗、動物の糞、煮込んだ豆の酸っぱさ、子供のオシッコ——それが彼の新しい皮膚になった。
もう二度と、商品としての「清潔」には戻れない。
袋を開けると、子供たちは目を輝かせた。
安物のキャンディー、プラスチックでできたおもちゃの車、派手な色のシャルワールカミーズ。
全部、子供たちに渡した。
奪い合いも喧嘩も起きなかった。
ここでは「自分の分」が先にあるのではなく、「誰かが喜ぶ顔」が先にあるからだ。
ただ一つ、小さな石鹸だけは、ショーツ屋は握り潰さないようにポケットにしまった。
「これでジャスパーを洗ってやるんだ」
彼は独り言のように呟いた。
「いつか海にたどり着いたら……」
夜、焚き火を囲んで、年長の少女アミナが聞いた。
「ショーツ屋、海って本当にそんなにきれいなの?」
ショーツ屋は薪をくべながら答えた。
「昔はな、観光客が『きれいだ』って写真を撮って、金を払ってた。
でも俺らが近づくと、警備員が棍棒持って追い払った。
海は誰のものでもないのに、まるで金持ちのプライベートプールみたいだった」
アミナは黙って火を見つめた。
「じゃあ……俺らが海に行ったら、どうなるの?」
ショーツ屋は笑った。歯が白く光った。
「俺らが海に行ったら、海は俺らのものになる。
誰も追い払えなくなる。
ジャスパーも泳げるし、子供たちは貝殻集め放題だ。
そんで、俺はこの石鹸でジャスパーをきれいにしてやる。
そしたらジャスパーも、初めて『自分の匂いじゃない匂い』を知るんだ」
子供たちの一人が、眠たげに言った。
「でもさ、ショーツ屋……海に行ったら、もうキャンプに戻らなくていいの?」
ショーツ屋は首を振った。
「戻るよ。
でも戻るときは、もう『逃げてきた場所』じゃなくて、『俺たちの基地』になってる。
海から持って帰るのは、塩と自由と、みんなの笑い声だ」
ジャスパーが大きく伸びをして、ショーツ屋の膝に頭を乗せた。
石鹸の匂いはまだしない。
でもいつか——海にたどり着いたとき——
ジャスパーは初めて、自分が「所有物」ではなく「仲間」であることを、匂いで知るだろう。
焚き火が小さく爆ぜた。
子供たちの寝息が、夜の砂漠に広がっていった。
(終わり)


ダメ虫
そもそも赤と青ってのが間違いなの?!?!
友達とは、自分と同じ色を探すことなの???!

みいちゃん


かま

あや
#いいねでこちゃ #話し相手募集 #00

たろ
現実に戻してやんよ!!
コエ浴トオル⸌⍤⃝⸍
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はるこ

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