私の好きな色は異端の銀色だ。前提として、色とは壊れた光だ。分光した七色の光を一点にふたたびあつめると、透明な光になる。私は不完全で壊れたものが嫌いで、銀色は唯一、光を均等に反射することで我々の目に届く色なのである。