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デイク

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僕は相手と接する時、相手の空気を見た。

触れずに否定せずに、相手を直視しない。当たり障りのない距離を探す。それが僕なりの尊重である。ただそれは相手をよく知ろうとしないことであり、相手がどうなろうと知らん顔できる距離でもあって、摩擦や問題ごとを即切り離せるので都合がいい生き方でもあった。

父は相手と接する時、対象として見ていた。

父は口うるさく、こだわりの強い人間だ。鍋の時は大根がないと騒いでスーパー梯子したし、雨の日に車を出したら必ず洗車しなければ不機嫌になった。正直父が苦手だった。すぐ怒鳴るし、そこまでしなくてもと思ったし、なによりそんなことでまわりの空気を壊す父に怒りすらあった。でも思えば、あれは対象をよく見た父なりの愛情が深い行動だった。

僕はこだわらない生き方をしてきた。父はこだわる生き方をしてきた。僕は衝突を避ける生き方をしてきた。父は真正面からぶつかる生き方をしてきた。

僕は今も父が苦手だ。でもその生き様の片鱗を今少し理解した気がした。
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コメント

デイク

デイク 投稿者

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だから、これまで理解しあえなかったんだなとも思う。僕は父といると苦しく感じて距離を取るほかなかった。でも父はきっと手応えを感じなくて寂しかったんじゃないかと思う。本当はぶつかって欲しかったんじゃないかと思う。

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デイク
デイク
うるせえ親父、そんなのどうでもいいだろ!場の空気壊すなよ!兄さんや母さんの顔を見ろ!…ってぶつかって欲しかったんじゃないだろうか。僕は「僕は大根なくても平気だよ」とか、ただただその場を見ているしかしなかった。
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