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フィクションのモチーフとして描かれることの多い友情、恋愛、努力、冒険、どの世界の中にも自分がいないことに気が付き、何に触れても傷つくようになった。
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2025年最後の本に選んで読んでいたのは、この本でした。
私がどれほど年末に病んでいたのか伝わりますでしょうかw
前から気になってた本だったんだけど、タイトル的に重そうだと思って(それはそう)読むタイミングを探しており。。
今だと。この本しか無いと手を伸ばした。
しかしまたやっちまいましたわ…!!
この本は伊坂幸太郎さん主催の〈螺旋プロジェクト〉の中の1冊で、8名の作家さんがリレー形式で書いた作品でした。
全9冊で、朝井さんが担当したのは「平成」で時系列的には7冊目。
とんでもなく後半やないかい!!!
でもそれぞれ単独でも読めるということと、他の作品は苦手なジャンルだったので(原始や古代から始まり最後はSFの一族たちの「対立」の話)私が読めるのは、結局朝井さんが書いたこの作品だけだったという😂
もしプロジェクトを先に知っていたら読まなかったかもしれないし、逆に縁を感じたのでした。
朝井さんの本はたくさん読んでいるわけではなく、しかも最近の本になればなるほど読めてないので(人気で図書館予約の順番が永遠に来ない笑)かなりのミーハーなので何も当てにならない話なのですが、、
私がそれまで読んだ本と比べて、読みながら朝井さんの苦戦が伝わってきた気がしました笑
巻末のインタビューで少しそういう話をされていて、やはりそうだったのかなあと[穏やか]
8名共通のテーマが決められており、その1つが「海族」と「山族」の対立なのですよ。
朝井さんが得意とするのは痛烈なほどの生々しさの追求だと思っていて。
現代社会や人の心の中にある隠したいもの、誤魔化したいものを一つ残さず表に引きずり出すような、美しくはないけどそれこそが生きることなのだと感じさせられるような。
この海族と山族というテーマは、リアルさを追求する朝井さんの作風とはおそらく交わりづらいところがあり、苦戦されたかもと勝手な想像ですが、本当にお疲れ様ですと思いました…笑!
私たちが知るリアルな平成時代に、架空の一族である海族と山族をどう交わらせるのか。
選ばれた方法は非常に朝井さんらしく、さすがの完成度の高さでした!!
1冊目の古代から読んでいると、こうやって平成に当てはめるとはってもっと感心するのだろうなあ[ほっとする]
共通テーマ以外の部分は、普段の朝井リョウ作品のイメージ通りという感じで、もう勘弁してやってくださいって懇願したくなるほど容赦ない
先日読んだ「ガーデン」の感想で主人公の羽野に対して容赦なく書いてしまった私でしたが、かわいいもんだったなと…笑
朝井リョウ恐るべし……
ある登場人物が途中から容赦ないんですが、それがさぁ、だんだんこれ私じゃないかって思ってきて[疑っている]
私もこういうところある気がするし…やっぱり私ってやばい人間かも…って自己肯定感下がってきたところに、
「なんか、自分は絶対こうはならないって言いきれない気持ち悪さもあるっていうか。自分の中にもいるんですよ、○○が。」
名前は伏せましたが。
よかった。°(°´ᯅ`°)°。
そういう仕様だった。°(°´ᯅ`°)°。ww
みんなの中にいることを狙った上で容赦なく潰してくる朝井リョウ、改めて恐るべし……!!!
私の勝手なポリシーで、大事なネタバレは書きたくないというのがあって、この作品はほぼ内容が書けずなんですが…
○○は誰なのか、誰のどんなところが自分の中にもありそうか、ぜひ読んで体験してみてほしいです笑
冒頭のフレーズは、激しく共感したところでした。
しょっちゅう書いてることなんだけど、読めない本のジャンルが本当に多くて、まさに友情、恋愛、家族とか難しい仕事とか青春とか読めないものばかり、どの世界の中にも自分がいないから、何に触れても傷つく。その通り。。
私と同じこと思ってる人いた!って嬉しくなりました笑
人間を三種類に分ける話も面白かった。
私は二つ目。
「二つ目は、生きがいはあるけど、それが他者や社会には向いていない人。仕事が好きじゃなくても、家族や大切な人がいなくても、それでも趣味がある、好きなことがある、やりたいことがある、自己実現人間。このパターンだと、こんなふうに生きていていいのかなって思うときが、たまにある。」
ヴッッッ(図星)
毎日じゃない。基本はこれでいいって思ってるけど、何かの拍子に、たとえば休日の家族連れだらけのイオンとか、私が今世では無縁の幸せを手に入れてる人たちを見て、胸がザワザワとする。人それぞれの人生、私は私と普段は思えていても、そうじゃない人生を思い耽ってしまう。
先に待つ展開に気付いて震えたり、ミステリー要素が強くなったり、誰がまともなのか、誰もまともじゃないのか、見る目が180度ひっくり返るのか、ひっくり返らないのか、これは正欲を超えるかも!!すごい大作と出会った!!と思いました。ただ海族山族に触れるたびにどうしてもちょい失速してしまうしかなく、ほんまそりゃそうで海族山族を絡めるの相当ムズい笑
海族山族が無かったら(本末転倒)もっと朝井さんらしく語り切った部分があっただろうなと惜しいと思ってしまうほど、素晴らしかったですねー。
「平成時代」を描いた作品として読むだけでも、十分濃密で面白い作品でした!
やっぱり朝井リョウさんの作品が好きだなー!!
現代社会そのものをぶった斬るのではない、その現代社会に知らず知らずのうちに飲み込まれ諦めこれが正しいと思い込む私たちの心に突きつけられるような。そう、斬るのではなく突きつける。
螺旋プロジェクトは第2弾も発表されていて、大好きな凪良ゆうさんが参加されている!!
まだ詳細は出ていないけど、どうやら第2弾はホラー作品なのか…!?それなら私も全作読めるかも!続報を待っておきます🙂↕️

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