SNSで自分がテキトーに書いたコメントに噛み付いてきた人とそれに反発する人が延々とやり合ってて、テキトーに放置してたらかれこれもう丸1日やり合ってるの逆にオモロい笑

題名：『はじまりというやくそく』
画面の向こうで
誰かが誰かを　指さして笑っている
「こいつ、こっそり見てたのにブロックしてきたよ」
その言葉は　鋭いナイフのように
誰かのプライバシーを　引き裂いて晒しあげる
君は思うはずだ
「ブロックするのは、その人の自由じゃないか」と。
その違和感こそが　君が持つ「優しさ」の正体だ。
晒す人の「正体」
なぜ、彼らはわざわざ晒すのか。
それは、心が震えているから。
「自分は否定されたのかも」という恐怖を
「相手が変なんだ」という攻撃に変えて
自分を守ろうと必死なだけなんだ。
「自分は正しい」と叫ぶことで（賢者マウンティング）
「相手は弱い」と蔑むことで（弱者マウンティング）
崩れそうな自分のプライドを
必死につなぎぎとめているだけなんだ。
境界線という「自由」
でも、忘れないでほしい。
「関わらない」と決める権利は、誰にでもある。
ブロックは、喧嘩の合図じゃない。
「ここからは、私の大事な場所だから」という
静かな　自分との境界線。
それを暴いて笑うのは
自分の心の狭さを　世界に発表しているのと同じこと。
君との「やくそく」
すべては　ここからはじまる。
君が自分と交わす　小さくて強い「やくそく」。
「私は、誰かを踏み台にして、高く登ったりはしない」
「私は、誰かの弱さを、自分の強さにはしない」
賢く見せようとしなくていい。
強者になろうとしなくていい。
ただ、自分のルールを　そっと抱きしめていればいい。
SNSの波に　飲み込まれそうになったら
この「はじまり」を思い出して。
透明な境界線を　お互いに守ること。
それが、この場所を　地獄から居場所に変える
たったひとつの　魔法なんだ。
中高生へのメッセージ
SNSで「晒し」を見たとき、それを「カッコいい」と思わなくて大丈夫です。むしろ、それに違和感を感じるあなたの感性の方が、ずっと大人で本質を突いています。
「人は人、自分は自分」。この境界線を守ることこそが、SNS時代の本当の知性です。