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じじ

じじ

昨日、日記を書いたつもりで、世界に届けることを忘れていた。
あとから気づいて、少し笑って、
「やってしまったな」と肩をすくめる。

今日は右へ、左へ。
待ち時間には、グラでアイコンを眺めていた。
男のアイコンは驚くほど少なくて、
思わず泣き笑いしてしまう。

私のグラで大切なのは、
最初からそばにいる初期メン四人
現実では心を通わせている心友だけ。
数は少ないけれど、
だからこそ、ちゃんと大事にしていきたい。

心友には、少し踏み込みすぎたのかもしれない。
喜んでほしい、その気持ちは本物なのに、
良かれと思ったことが、
いつの間にか重荷になることもある。

私は人が喜ぶのが好きだ。
話すのも、笑うのも好き。
何も言わず、ただ隣にいる時間も好きだし、
一人で過ごす静けさも、それはそれで好きだ。

けれど私は、どこか感覚が鈍くなっている気がする。
いろいろなことに耐えてきたせいで、
言葉にしてもらわないと、気づけない瞬間がある。

だから、待つことにする。
求められた時に、必要な分だけ差し出す。
それもまた、優しさなのだと思うから。

失敗から学ぼう。
うまくできなかった日は、
人を想う気持ちを少し深く知る日だと、
そう受け止めていく。

「笑う門には福来る」
それは無理に笑えという意味じゃない。
相手を思い、距離を測り、
待つことを選べる心に、
自然と幸せが宿るということだ。

今日の気づきを胸に、
私はまた日常へ戻っていく。
笑う時は笑い、黙る時は黙り、
必要な時だけ、そっと手を伸ばしながら。

いつか私も、
誰かにとっての
「安心していられる場所」になれたなら、
それだけで、きっと十分だ。
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