『我々』は食事をする必要はないのですが……と困った顔で、こちらが用意した昼食のプレートを手に固まっていた上位存在が、いつしか、『私』はあなたと口にする食事が好きです、みたいに他の上位存在と己を切り離して嗜好を伝えてくるのエモいよね。
理不尽に責められながら育って、おかげさまで自己肯定感とか皆無なんだけどどうやらこの人にとってこの行為は責めているんじゃなくて、心配しているらしいってことに初めて気づいた。ひどい話だ。それじゃあまりにも私が可哀想だし、可哀想だった。そう思えるようになった。私は頑張ったんだ。