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なーるほど!読了後にタイトル見たら全て納得。マイクロスパイ・アンサンブル…まさにその言葉の通りな作品でした。
スパイの世界✗サラリーマンの世界で交錯する現代版おとぎ話。
あとがきで知ったのですが、猪苗代湖の音楽フェス「オハラ☆ブレイク」で毎年配布されていた作品をまとめたもの。
ストーリーも猪苗代湖が舞台になっていて、
「一年目」「二年目」…という形で章が進んでいたのはそういうことだったんですね!
つまり、スパイの世界✗サラリーマンの世界、そして現実の猪苗代湖の時間経過の3つが交錯した作品。
自分が知らないところで、誰かの人生の大事な瞬間と繋がっている。
以前読んだ「フィッシュストーリー」と通じるものを感じました。
伊坂さんの作品はまだ読んだ数が少ないけど、毎回込められたメッセージ性が好きだなと思っていて、今回もそこがすごく好きでした。
直接目で見て、耳で聞いて、この人の人生のこの瞬間に立ち会えたのだと、私の存在がこの人の人生を変えられたのだ、と実感出来るのは素敵なことだと思います。
だけど私が伊坂さんの作品を読んで感じるのは、
見えないからこそのロマンがあると。
自分は何も出来ていない、誰とも深く関わっていない、救いも出来ないし救われることもない、どんなにそう思っていても、あなたの知らないところであなたは誰かの人生と深く繋がっているかもしれないよ、と感じるのです。
これはあくまでも私の感じ方なので、伊坂さんがそういう意味で書いたと思っているわけではなくて。
見えていることが全てではない。
見えていないことの方がずっと多くて、私はそこにある余白に希望や未来を感じるのです[照れる]
ここからは、いつにも増して誰得情報の蛇足なお話[泣き笑い]
私はカタカナにすこぶる弱い。カタカナいっぱいでタイトルは流し見状態だったため、読み始めたらエージェントのお話でびっくり。
スパイの3文字くらいは読んでくれ笑
色んな趣味のオタクをしてまして、推しの一人の職業がエージェントなのですね。
エージェントってこういう感じなんだろうなみたいなイメージはあるものの、いまいち具体的に分かってないところもあったので、ほんまに関係ない個人的な事情で恐縮なのですが、読んでいてエージェントの解像度が上がって嬉しかった笑
伊坂さんの作品は、過去の作品の登場人物が出てきたり繋がっている作品が多いとのことで、せっかくならちゃんと順番通りに読みたい…とかそういうとこだけ神経質なこだわりが出てしまい、なかなか手が出ず。
でも3冊目の今回もやっぱり好きだったので、諦めずにまた読みたいと思いました🌟

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