くじゅ明日届くけど仕事ゆえいつ開封できるかは謎｜冷霧@JBFの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

一昨日の月曜日に、僕は能登半島の被災地を訪れました

ネットの情報では、復興は進んでおり
道の駅も開いているとのことでした

だから、普通に食事もできるものだと恥ずかしながら誤解をしていました

朝早くに京都を出発して、最初の道の駅とぎ海街道に着いたのは朝10時くらいでした

道の駅のレストランは営業されていました
まだお昼には早いので、先に進むことにしました

次に行ったのが、道の駅あなみず
この辺りから様子は一変したように思います

押しつぶされたお家、鳥居が半分無くなっている神社、でこぼこな歩道
飲食店というか、道の駅以外のお店はほとんど開いていない感じでした

ただ、道路は行けそうで、特に交通規制は見かけませんでした

引き返してご飯を食べに戻ったとしたら、先に進めない気がしました

一緒に行った友達は、僕の考えをすぐに察知したようでした

昼はいらん、先に進もう

そう言いました

だな

と僕は返しました

そこから道の駅すずなりまで進みました
木造建てのあらゆる建物が倒壊していました
胸がいっぱいになりました

旧珠洲駅の向こう側には、全壊したお家がそのままになっていました

パトカーが沢山巡回していたのですが、どれも他府県の警察でした
驚いたと同時に、日本中から助けに来ているのだとわかりました
グッとこらえて、ハンドルを握りました

瓦礫が避けられた道をゆっくり進み、道の駅狼煙に行きました

道の駅は閉まっていました
当然だと思いました

もちろん観光客は少なく、海水浴など皆無でした
ただひたすらに、倒壊したお家と、何とか補修して住まれているお家がありました

ひとたび大きな地震が起きれば、こうなるのだという現実を、僕はまざまざと見せていただきました

東日本大震災では、さらに津波が起こりましたね

ネットで見て、想像するだけでは理解できない現実を、目の当たりにしました

ごめんなさい
どうまとめていいのか、わかりません

唖然
この一言に尽きます

明るく元気に接客されていた道の駅の店員さん達が、深く胸に刻まれました

#希望