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はち🎱
僕たちはキャンバスのうえに絵を描くかのように音楽を作っているのだと思っていたけど、立体音響に包まれたとき、キャンバスのうえの僕たちを音楽が見ているかのような、音楽が人よりも高次の存在であるかのような印象を受けた。
字を書いたりことばを口にするとき、字やことばは出力されることを拒むことはできないし、自ら消えて無かったことになることはできない。それは、字やことばを扱う僕たちが彼らより高次の存在だからであって、彼らからはこちらにはたらきかけることはできないし、おそらく僕たちのことを認識できてもいない。
「神」みたいなものがいるのだとすればそういうことで、神を見ることができないのは、僕たちが「神の内側」にいるからなんじゃないか。神にとって人間は、紙に書かれた文字と同じようなものなんじゃないか。
そういう解釈でアーティストという存在を考えたとき、彼らは僕たちにとって「触れ得ざるもの」を認識できるかたちに変換する役割を担っていると思う。
高次の音世界と対話しながら、特定の文脈における「あるべき音」を紡いで、人が認識できる次元上に構造化して描く。そうしてできたものがひとつの楽曲作品、と言えるんじゃないか。
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