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びくりたろう
恋人と会ってすごいことに気づいた
恋人とコミュニケーションを取る度に
自分を取り戻していってるのを感じたのだ
恋人には自分の好きなテンションでぶつかっていけるのだ
この発言は引かれないだろうか...?
という躊躇いが一切無いのだ
思ったことを直結で口に出せる
そして恋人は何を言っても嬉しそうに笑ってくれるのだ
迷子になって路頭に置いていかれた自分が
自分を見つけて走って来るのを感じる
そのまま抱き合うのを感じる
恋人の前では自分が面白いと思ったことを
好きな言葉で語れる
そこにブレーキはなくアクセルを踏み込んでも恋人は受け止めてくれるのだ
話せば話すほど、恋人が笑ってくれるほど
自分の中に充実感が溜まっていく
仕事場ではほとんど話せない自分が
恋人のスポットライトの中で好きなように振る舞えている
恋人だけが優しい目線を向けて受け止めてくれる
短い間だったけど、これが本当の自分なんだって嬉しくなった
同時に、仕事場では自分は自分を置いていっているんだと思った
でもそれは、本当に大事な自分だから
尊厳を傷つけられないように宝箱に閉じ込めているだけなのかもしれない
何はともあれ、恋人のパワーは凄かった
守っていかないと
この笑顔をってなった
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