病院の付き添いの帰りに、｜rpanda 𓃠‪ の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

病院の付き添いの帰りに、
バナナが食べたいというので
スーパーに立ち寄る。

何気にお酒コーナーを見ると
最近あまり見ないカティサークの
プロヒビションボトルがあった。

バナナと一緒に会計時に
現金オンリーだというので
財布を開いてみれば
財布の中に千円札しかない
ことに気づく。

しまった。
ここんとこ電子決済ばっかで
財布に現金入れとくの忘れてた。

千円札だけ渡して、
ごめん、残りは貸しといて
と言うと

いいよ、色々世話になってるし
千円でいいから、と。

帰宅後、晩御飯を作る。
今宵はリクエストの鯖の煮込み、
十六穀米を入れて炊いたご飯、
生姜と舞茸の味噌汁、
ブロッコリー・アスパラ・玉ねぎの
蒸し野菜。あと冷奴。

多くは食べれないので
その代わり少しずつ時間を空けながら
長い時間をかけて色々と食べてもらう。

食べ終わったら、食後1時間を
置いて温灸。
食後は膵臓の関係で、すぐに
動けないため、一旦マッサージチェアで
寝てもらう。

その間にお風呂の準備、温灸の準備。

お風呂は必ず入ってもらう。
NK細胞が活性化する。
それに鍼灸の先生曰く、温灸は
風呂上がりの方が効果が良いそうだ。

そして温灸に2時間半。

目下の課題はとにかく時間が
足りないこと。

こちらが慣れてなく、思った以上に
手間取ることも原因だが、全く
抜け落ちていたことが、健常者の
ペースでスケジュールを組んでた
ことである。

病院→晩御飯→風呂→温灸
という今日1日後半のスケジュールを
思い起こしてみても、本人の
休息時間が必要で、思った以上に
時間がかかる。

そして僕も、合間に仕事ができると
思っていたけれど、想定以上に
身体は思う通りには動いてくれぬものだ。
なんてことはない処理をしている最中に
ウッカリ寝てしまっていたり。

そういえば、まるでおとぎ話のような
実話がある。

奥さんの末期癌を温灸だけで治した
旦那さんがいるそうだ。

その旦那さんがやったことと言えば
ただただひたすら温灸をすること。
ただし、時間にして1日5時間。

それを毎日毎日やり続けて
とうとう半年後には奥さんの
癌を消し去ってしまった。

これを聞いた時に、ぶっ通しでは
無理かもだけど、1日で小分けに
すれば5時間は達成できるのでは
ないかと思った。

が、現実はそう甘くない。

どのような治療問わず、
QOLの問題がある。

クオリティ・オブ・ライフ。
人間が人間らしく尊厳を保って
生活を送れること。
機械式にはいかないのだよ。。。

今までやってみたいと
思うことは何だって叶えてあげたい。

毎朝の神社参りの後。
今朝は、朝ご飯は何が食べたい?と
聞くと、人生初のアサイーボウルが
食べたいと言う。
なのでアサイーボウルが食べれるお店
を調べて連れて行く。

勿論、たったこれだけのことで
とびきりの笑顔が見れるから
お安い御用だとは思うのだけど、
一方でこの時間に温灸できたかもなー
と脳裏を過ぎる。

いや、これはまだ良い。
不甲斐ないのは、不覚にも
ウトウト居眠りをしていて
気づいたら苦しそうに呼ぶ声あり。
時計を見たら15分程度仮眠のつもりが
うっかり1時間も寝てしまっていた。

結局、今日も2時間半程度
しかできなかった。

なんとしても治す。
そう覚悟したからには、
自分の身体の都合はただの言い訳。
頑張ろう。