（こんな長い文章、誰が読むんだろうか？）｜ゆうの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

（こんな長い文章、誰が読むんだろうか？）

本日、私の30歳となる誕生日でした。

長く長くなかなか終わらなかった
20代が終わりました。
ほんとに長かったですね。
20歳になった10年前がまるで
15年前のようです。

で、とうとう齢30を迎えました。
三十路。サンマル。
アラサーではありますが、
”ジャスサー”でございます。
三十路を歩み始めるにあたり、
20代を振り返ってみようと思います。

さて思い返せば10年前、
二十歳になった日のこと。
ようやく大人になるような、
ドキドキ、ウキウキと、
『大人って何？？大人って何するの？？』
という漠然とした不安と疑問と共に、
20代の幕を開けたかと思います。

その日のこと、はっきりと覚えています。
せっかく二十歳になった日なのだから、
お酒を飲んでみようと思い立ったのですが、
下戸の我が家には、手元にお酒がなく、
残念ながら、嗜むことはできませんでした。

まさかその10年後の30歳になっている頃に、
お酒に関わる研究に携わっているとはね。

そうそう、研究、研究。
私の20代は、研究、研究、また研究。
20歳で研究を始めて、
22歳で研究で食っていくと心に決め、
25歳でコロナ禍での研究となり、
27歳で学位をとり、
28歳でなんちゃってポスドク、
29歳で研究員になり、と。

いやこんなトントン拍子ではありません。
途方に暮れかけたことはありましたが、
暮れかけただけで、必死にしがみついて
食いしばって、時には涙を物理的に飲んで、
地道にやって来ました。
やって来た甲斐が感じられるようになるのは、
まだまだ先のような気もしますが、
とりあえず、よく頑張ってこれました。

20歳で研究を始めたということは、
バイオの世界に入って10年。
ピペットマンを握り始めて10年。
試験管とフラスコを振り始めて10年。
微生物たちに、日夜翻弄され始めて10年。

まさかその10年後の30歳になる頃まで、
相変わらず微生物たちに翻弄される、
日々が続くとは夢にも思いませんでした。

そんなこと、夢にも思いませんでしたが、
当時は思いもしなかった”その夢”の途中で、
今も、もがき続けられていることは、
”その夢”を抱いてくれて、諦めなかった、
20代の私のお陰だと思います。

研究で食っていくと心に決めた20代の私を、
決して許す日は来ないでしょうが、
20代の私に、感謝もしたいと思います。
よく僕をここまで連れて来てくれました。
そしてさらに、もっともっと良い方向に、
あなたと一緒に、あなたを連れて行けるよう、
頑張らないと行けません！まあ、ぼちぼちね。

とは言っても、人生30年。研究人生10年。
短いですね。まだまだ素人も素人。
素人質問で、いつも恐縮です。

ごめんなさい。
皆さんへのお礼が遅くなってしまいました。
これを始めて4年半になりますので、
私の20代後半はここに関わっています。
ここです。ここ。わかりますよね。

兎に角、プラスにしろマイナスにしろ、
ここの皆さんに支えられてきた、
そう言っても過言ではありませんから、
皆さんにも感謝申し上げます。
大変お世話になり、ありがとうございます。

さてさて、微生物学とグダグダと喋ることが、
私の専門ですので、倩々と書きましたが、
とりあえず節目のご挨拶といたします。

30代も”ぼちぼち”やっていきましょうね。

30歳になる夜ー残暑の可怜国より

お誕生日おめでとうございました！

おめでとうございます[おねがい]

（こんな長い文章、誰が読むんだろうか？）