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オッペンハイマー

世界で初めて原子爆弾を開発したJ・ロバート・オッペンハイマーの栄光と苦悩の半生を事細かく丁寧に描く。2023年公開。

3時間の長編で私には難しい内容だったので数回に分けて視聴。頑張って最後まで観れて良かった、という私の感想。

ユダヤ人であるオッペンハイマーは、原爆をナチスや敵国よりも早く開発することが重要だと考え、開発に突き進んでいく。
繰り返される憎しみの連鎖。
不穏なBGMと共に、物理学者や軍人たちが自分たちのプライドを賭けて奮闘する姿はまるで魔性にでも取り憑かれている様。
原爆が投下された町に黒焦げの遺体が転がり、皮膚がずる剥けになったまま水を探して彷徨う人々、戦後も続いていく被爆者への差別┈┈┈
そういった現実と向き合うことが、無い。本当は薄々感じているのに、原爆が落とされた後の人々の苦しみと向き合わないようにしているようにも見える。横たわる生命軽視の思想。

そこの違和感。
そして、この違和感のある状況が今も世界中に存在している現実。

核戦争のリスクはこの数十年で最高レベルまで悪化しているといわれている。
核兵器を持てば敵に攻撃を思いとどまらせることができるという核抑止論は、他国や他者への不信感や不安や恐怖が世界中に広がっていることの表れなのだと思う。
しかし、核のボタンは指導者の感情や判断ミスで簡単に押されてしまう危険を孕んでいる。

私が先日見た記事に、アメリカでは原爆投下が第二次世界大戦を終わらせたとして正当化する声が根強いが、その主張に陰りが生じている、というものがあった。30歳未満の若年層では「正当化できない」との意見が44%と最多だった、というもの。

それを見て、核廃絶を諦めずに粘り強く訴えてきた人たちの成果だと私は思った。
また、2023年5月に、広島で開催されたG7サミットのために来日した各国首脳が原爆資料館を訪れるといった事実も、米国世論に変化を与えているというネットの記事も見つけた。

広島・長崎の原爆投下への明らかなアンチテーゼである、このオッペンハイマーという映画がアメリカで作られたこと、そして大ヒットしアカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞したことの意義を感じ、感慨深かった。

今日は終戦の日。今年は原爆投下から80年の節目の年。

この映画を見て感じる違和感を多くの人と共有すること、また被爆者たちが実際に感じた苦しみ、体験談を粘り強く発信し続けていくことが、生命軽視の思想に立ち向かっていくことに繋がるのではないかと思います。
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コメント

mog

mog

1 GRAVITY

本当ですね。少しずつたしかに広がる核要らないの声と、今の核保有国の指導者の危うさ、立ち止まらずに進化するテクノロジー…いろんなことを考えさせられた映画でした[穏やか]

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spring
spring
おおおꕀ⋆! mogさꕀ⋆ん!コメントありがとうございます。 本当ですね!いろんなことを感じれた映画でした[ほっとする]✨ クリストファー・ノーラン監督の別の作品もみてみたいと思います~!
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オモムロニ⭐︎neo

オモムロニ⭐︎neo

1 GRAVITY

丁寧に投稿、拝見しました。 率直に響きました。ありがとうございます 私も自分なりに感じながら観たいと思います。ありがとう

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spring
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わ!丁寧にありがとうございます! 励みになります[大泣き]✨️✨️
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