ふと、青い空を見あげることが多くなった。空には、大好きな祖母がいるから。寂しいわけでも、悲しいわけでもなく。ただ、見あげるのだ。 青い、青い、空。自分の瞳も、空と同じ色。…だったら、祖母も自分の側にいてくれるのだろうか? そう、思い。今日もまた、青く晴れ渡る空を見る。