小説　もう、ヤバい中学生｜龍龍（ドラドラ） ⭐️✖️5の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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龍龍（ドラドラ） ⭐️✖️5

2025/06/20

小説　もう、ヤバい中学生

学生はメガネをかちゃりとかけた。
新装の学ランに袖を通し、意味のわからない多角形の校章をイタズラに襟にはめ込んで、
ぶかぶかの1年生の装いの中で、まるで人形のように、いや新兵の出陣の儀のようにそれとなく形だけは、立派に形だけの笑顔で、校舎の門をくぐった。

多分、彼は秀才なのだろう。
数学の先生、レオナルドとは、仲良くしていたし、家庭科の先生の肉じゃがに感動した彼は家庭科も余念なく勉強ができた。
彼は、入学の年の1ヵ月前、つまり小学校卒業の時に中学受験をするも第一志望に落ちてしまった。
以降、彼は心に誓った。もう悲しい思いはしないと。中学校は全力で乗り切るんだと。

そんなこんなで、社会の歴史の時間。クロスワードパズルに偉人の名前を並べ、、というか、生徒たちがクロスワードパズルの穴埋めを並べ、一心不乱にゲーム感覚で授業に臨むのであった。

相変わらずの数学はレオナルド。
彼は決して教えるのが下手ではないんだが、私の理解不足によって様々に解釈された。その問題はあまりにも定理や氷、様々な情報が飛び交い。正直もっとわかりやすくして欲しかった。レオナルドが悪いのではない。私の頭なのだ。

多分、実体を伴っていた方がよりスムーズな理解ができるんだろう。
ぶっちゃけ、中学の理科は、まあまあな楽しさがあったけれど、中学の理科は、それぞれの分野が、本当にざっくりとしか教えられていなくて多分一生使わない知識も多分に含む！

正直、理科（物理•化学）と数学をいかに結びつけるかが楽しさの鍵を握っていると思う。

小学校のあの時間を忘れられない。自分で問題を作れる時間。
すべての時が止まり、私の脳内に回答（解答）があるのだ。作問は、クリエイティブに私の心や好奇心をかき立てるはずだ。別に何を登場させたっていい好きなキャラクターで、好きなシチュエーションを考える。
そう、ありのままの原初の世界に帰れるのだ。

ここまで書いてみました。気軽に読んでください。読まなくても全然自由です。笑😆