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ぎんぺ~
82点
“絶望”の隣には“希望”があるのか!?
原作未読。ドラマシリーズならびに前作「岸辺露伴、ルーブルへ行く」鑑賞済み。
岸辺露伴シリーズ劇場2作目は原作1作目をベースにオリジナル要素も含み、全編イタリアのヴェネツィアで撮影された
今回の主役は何と言ってもこのヴェネツィアの街だろう
どこを撮っても美しい。街自体が芸術品である
高橋一生扮する岸辺露伴がブーツの音を響かせながら、ひとけのない寂れた場所を訪れてはカメラに収めていく
そこはかつてペストによって廃れた場所
今作の色がこのファーストシークエンスで語られるように、常に影を纏っているかのようである
ロングコートの露伴がヴェネツィアの街に溶け込む姿は絵になるね
やがてとある協会に足を踏み入れた露伴は、ふと懺悔室に目がとまる
好奇心からその懺悔室の神父が入るべき場所に座ったところ、告解をする者から声をかけられたところから物語は進展していく
浮浪者を殺めてしまったことのへ懺悔にとどまらず、とある“呪い”のようなものをうけたと話す
そのことに興味を引かれた露伴は告解者にヘブンズ・ドアーを使い、奇妙な扉を開いていくのだった
全編にわたってダークなトーンで話が進みますが、絵力で魅せてくれます
そんなダークな中で泉京香の明るさが作品にいい感じのメリハリを付ける。露伴婚の2人が同じ画角にいるのも微笑ましい
ラストの教会のシーンでマリアが落としたあるものを探すために駆け出す京香に対し「踏むなよ」と露伴が声をかけますが、これは『落とし物を踏むなよ』ということだけじゃなく、撮影された教会の名が刻まれた床があるらしく、それは神聖な場所なので踏んではいけないとのこと。
そんなダブルミーニングなアドリブだったそうです
相変わらず柘植さんによる人物デザインも秀逸で、露伴が着ていたベルトだらけのロングコート(重たそう)がかっこよかった
まだまだ映像化してない原作エピソードがあると思うので、是非ともまた露伴先生に会いたいものだ
「岸辺露伴、グッチへ行く」をベースにまたフランスロケを敢行してもいいんじゃないかな?
#岸辺露伴は動かない懺悔室 #渡辺一貴 #高橋一生 #飯豊まりえ #井浦新


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