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金属バット

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僕がたまに行く仕事場のビルは20階建てであり、昼時になると大体タイミングがよほどよくない限り、20階まで上がったエレベーターは18階あたりで人がいっぱいになり、数分待たされるか、地上まで階段を利用することになる。(例外の選択肢として、なんとかぎゅうぎゅうにエレベーターの中に入り込み、自らスペースをつく出だすというかたもいらっしゃる。)
その18階には、ある障碍者雇用の男性がいらっしゃって、独断と偏見で判断すると従来型自閉症(以下「自閉症」)かと思われる。障碍者雇用であることは誰かから聞いたが、それが何なのかまでは聞いていなかった。彼はいつも昼の食事の時間になると、同じ時間にエレベーターを乗らなければパニックを起こしてしまうようで、エレベータが混みあっていてもなんとかスペースを作り出す。万が一乗れない場合には、数秒右往左往して、階段のほうに走っていく。なるほど、アスペルガーレベルなら接したことがあるが、「自閉症」レベルは本等で読
んだことがあるぐらいで見るのも初めてなので、勉強になるなあと思っていた。
ある日、同じフロアのあまり得意ではない男性職員が「あの人いつも無理やり入り込もうとするよな」と、障碍者雇用の男性に関し一緒にいた女性に話しかけていた。この男性職員ことクズ野郎は日頃からあまり得意ではなかったが、あまりにあまりな発言だと思ったので、声をかけようとしたところ「彼は障碍者雇用で入ってて、自分なりのルールとかこだわりが強いんだよ!」と女性職員が怒っていた。クズ野郎はバツが悪そうに下を向き、どこかへ消えていった。
さてここで終わるなら書いている私もすがすがしいことこの上ないのだが、ここから2か月ぐらいたったところで再び、障碍者雇用の彼を見かけた。お昼時に何とかエレベータに体を滑り込ました彼をエレベータに乗れずエレベーターホールで一人見送りホッとしてると、前回見かけたクズ野郎と女性職員が僕同様エレベータを逃し、エレベーターホールで話していた。
「私、こないだあの子が無理やりエレベータに乗ろうとしてきたから乗せないように押し出しちゃった」
僕は耳を疑った。あの女性職員が。あのクズ野郎を注意した、あの女性職員が言っていたのである。クズ野郎はそれをきいてヘラヘラと何かを言っていたが、もはや何が起こっているかわからず、会話の内容は聞こえてこなかった。
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僕はエレベーターで降りることをやめ、階段で降りて行った。 安易に理解を示したパフォーマンスをした女性職員に苛立ちを覚えたがそれよりも、一時でもこうやって周囲の理解が進めばいいと思った自分の愚鈍さに絶望した。そうだった。人間社会というのは一時は簡単に理解を示したふりをするが、一定期間たつと簡単に耐えられなくなり、理解を放棄し攻撃をするのだった。M.シルドリックの「モンスター」の話を思い出しながら、障碍者(彼女の研究では「モンスター」)を作り出し、健常者であることをただ享受し、道徳的であるかのように一時ふるまったかと思ったら堰を切ったように攻撃的になる。

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どこかの宇宙人

どこかの宇宙人

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人間の手のひら返しは見事だなぁと感心してしまうことがあります。(遠い目)

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金属バット
金属バット
手首引きちぎれるやないかって位ひっくり返しますよね。(白目)
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ネロ

ネロ

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日本におけるコンプライアンスはファッション=外的自己(フロイト)であり渋々付き合っているに過ぎないのですから、臨界点を超えると旧来の内的自己が反動的に噴出するんでしょう。インフラの整備よりも概念が先行した結果が招いた混乱のように思われます。

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