音楽と語学に関しては、私自身好きで練習してもずっとその外周を回り続けているだけで芯の部分にまったく届かないような感覚を味わうだけだった。理論を知って「解読」はできるけど「読む・用いる」ことはできない感じ。その劣等感も『群青のミンネザング』にはいろんな形で反映されていると思う。