：レース終盤、騎手たちの熱い駆け引き！ハギノがラチ沿いを確保、伸びる馬は？

俺がグラビティを始めたのは、自己紹介欄にも書いてある通り。
リアルでは良い格好ばかりしようとして、本当は好きなものを好きと言えず、やりたいこともやれず、見栄を張った嘘を重ねてきた。
そんな風に生きてきたら、いつの間にか本当の自分を見失ってた。

当然、偽った自分で人と接していたから、深い関係を築けるはずもなく。
残ったのは、表層的な関係ばかり。

その空虚さに、ずっと寂しさを感じてきた。

本来の自分を知りたくて、大嫌いで隠し続けてきた自分を書き出してみたら、みっともなくて、不器用で、どす黒い部分もあるけど。
案外「必死に生きてる悪くない奴」かもしれないと思えた。

この本来の自分で、人と接したらどうなるんだろう――そう思って、グラビティを始めて、不特定多数に向けて発信してみた。

最初は「自分のために書く」で良かった。
いいねも、コメントもなくてもいい。
自己満で、ただどこかで誰かが見てると思えると、続けられる気がした。

でも少しずつフォロワーが増えて、俺の情けなくて不器用な部分も受け止めてくれる人、共感してくれる人、文章を好きだと言ってくれる人が現れて――それが本当に嬉しかった。
そして、ここで出会った人たちを愛おしく思うようになった。

だからこそ、「嫌われたくない」「イメージを壊したくない」という思いも生まれてしまった。

全然モノは違うけど。
よくアーティストの作品が、初期の尖ったものから、大衆受けするものに変わっていくことがあるけど、何かわかる気がした。
それはすごく自然なことなのかもしれない。

何事も、ずっと同じなんてない。

俺がここで書くのは、思考の整理であり、グラ友と繋がるためであり、そして強烈な自己顕示欲でもある。

自己顕示欲丸出しの投稿もあれば、家族思いな一面もある。
ひどい愚痴もある。
軸がブレブレでキャラが定まらない多面性も、全部ひっくるめて俺。

もし、「あれ、思ってたTOKIWAと違う。嫌だな」
そう思ったら、逃げてください。

それはめちゃくちゃ悲しいけど。
繋ぎ止めたいがために、自分を殺して媚びた言葉を並べるつもりはない。

嘘ばかりで生きてきたからこそ、せめてここだけは正直でありたい。