たぶん私にとって「アジューダ」という名の男は永遠の男性像(ノヴァーリスにとって「ゾフィー」が永遠の女性像だったように)であり、『群青のミンネザング』の世界線ではたまたまアズガルト=ヴェルギール・フォン・フロレスタンが「それ」だったのだと思う。