フィリップ・ロス『さようなら コロンバス』を読んだ。1959年の小説。後半、僕にはなかなか理解しにくい場面も見受けられるのだけど、青春小説としての瑞々しさは今なおまったく損なわれていないように感じた。登場人物たちの描き方が秀逸で、どの場面も読むのが楽しい。なかでも冒頭は印象的だった。