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なくなることを心配していても仕方ない。
それよりもいまあるものを生かして、やりたいことを思い描いたほうが、ずっといい。
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おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」
とっても素敵なお店でした。不思議とその日のお客さんにぴったりのお料理を出してくれるカフェ。おとぎ話を読んでいるような、でもやってくるお客さんの悩みはSNS疲れとかコロナ疲れ(コロナ禍真っ只中の時の作品)とか内容が至って現実的で、自分のすぐ近くで起こっているようなことばかりで。
そこがまた、自分の家の近所にも実はこういう場所があるのでは?と思わせてくれました。
最後の方まで読んで、なるほどそういうことだったのかと思う視点もあったし、標野さんの料理や景色の表現の仕方が好み。
一番素敵だと思ったのは、金色の絨毯のように一面に広がった落ち葉のシーン。目の前にその景色が浮かんで、なんて素敵なんだろうと思った。
雨の日のサンドイッチの話も良かった。晴れの日のサンドイッチは片手で気軽に外で食べられるサンドイッチ、雨の日は家の中にいるからこそ、具だくさんで大きな口を開けて食べるサンドイッチがいい。何事も受け取り方次第なのだと、私と標野さんのポジティブに変換する時の考え方が多分似ていて、読んでて「そうだよね~わかる~」ってなる感じの本でした😌
続編の方はコロナ禍が少し落ち着いた喫茶ドードーが見れるのかな?そちらも読んでみたいと思います~𖤣𖤥𖠿𖤣𖤥

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