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ぱみゅ吉ver.2

ぱみゅ吉ver.2

この間見た夢の話

早番で出勤時、辺りは薄暗くまだ陽が登る気配も感じられない青暗い早朝の出来事

バスに乗って席に座る。普段は一人二人まばらにいる乗客が一人もいない

あれ?休日?

程度にしか思わなかった。いつものように眠気に任せて目を閉じようとするが…

眠たくない

何を考えるでもなく流れる景色に目を向ける

ふと気づく

こんな景色見たことない…

焦りが出てきた。乗るバスを間違えたかもしれない

身体が一瞬で火照ったのがわかる

前の電光掲示板が視界に入った。見たこともない行先が表示されている

「霊界道行き」

身体が冷えていく感覚がわかった

もちろん見たことも聞いたこともない駅名、ましてや名前からして普通ではない

異常な事態に恐怖を感じつつも、「遅刻」という文字が頭をよぎる

運転手へ話しかける

運転手
「…あーそのバス停には止まりませんね」
「え?終着駅ですか?霊界道ですよ」
「ん?いや、乗ってらっしゃいますけどね」
「いやー、何も起こりませんよ。ただ、気になりすぎて起こった人はいますけどね」
「あ、降りますか。わかりました」

気味悪くなってどこの駅かもわからず途中下車した

そこは周りに田畑が広がる田舎道だった

暗すぎて建物はシルエットでしか確認できず街頭も等間隔でぽつぽつとあるのみ

あまりの見慣れない景色、奇妙なバス、自分の置かれている状況に恐怖が増してくる

バスを降りて歩き始めようとした時、振り返ってしまう

すると、誰もいないはずのバスにぎっしりと人が乗り込んでいた。自分の座っていた席を除いて

そして全員が見下ろす形で自分を睨んでいる

恐怖は頂点。急いでバスから離れる

誰かいないか必死に辺りを探した

田畑に面した脇道から自転車であろう光が向かってくる

近寄り大声で助けを求めるが、声が出ない

ケテ…タ…テ…

その光は自分に興味が無いと言わんばかりに通り過ぎる

タス…ケテ……

周りの光に敏感になる

次は散歩をしているのか、一定のリズムで上下に動く光が近づいてくる。

その光以外気にも止まらない

ドンッ

鈍い音が聞こえて横たわる

近づいてくるトラックに気付かず惹かれてしまった

そうか、運転手が言ってたのはこういうことか。



「いやー、何も起こりませんよ。ただ、「気になりすぎて」起こった人はいますけどね」
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コメント

おもち

おもち

1 GRAVITY

文書くセンスあるんかい☺️✨✨

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ぱみゅ吉ver.2
ぱみゅ吉ver.2
...φ(・ω・ )イソイソ…
1 GRAVITY
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