病床の彼が回復への闘いと共に見せた愛憎の狭間

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やるせな

2024/01/23

【重い話です】
パートナーが、病で生死を彷徨いました。
一命を取り留めたものの、今も意識が朦朧としています。
闘病中は病状の辛さに私に暴言を吐き、何時間も泣いて辛そうにしていました。
搬送された病院で、私は…面会することさえ許されず…
病人のケアに疲弊し切った私は、パートナーが嫌いになったのではないかとさえ思っていました。

しかし今日ふと、楽しかった頃の写真などを見返して。
やっぱり、私はこの人が大好きだったと思いました。
そして同時に、今の変わり果てた姿に、涙がボロボロこぼれました。
大好きなかわいい恋人だったはずでした。
こんなはずじゃなかったのに。
もうまともに話をすることさえできなくなって。
どうしてこんなことになったんだろう。

友人や家族は自分を大事にしてくれと、ケアに疲れ切った私を労ってくれました。
ただ…大好きな人と一緒に幸せになりたかっただけなのに。
こんなに大好きなのに、私は同性だからパートナーと結婚することもできなくて。
こんなに大好きだから、どんな時も支えたかった、でも私はこんなに疲れていて。
もう楽しかった頃のように戻れないのだろうか。
もう私が好きだった恋人は、この世には居ないのだろうか。
もう疲れたな、疲れた…ただ本当に、やるせない。