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イグアナ
日本にいる時イグアナは、不登校児でした。
テストの時だけ教室に行き、あとは保健室やベランダでなんとか日数を稼いで、そのほかは家にいました。自営業の実家は両親が不在なことはなく、通常いるはずもない時間に家にいる気まずさもあり、週末に自身と両親の図書カードを使って本を借り(1人1回5冊までしか借りられなかったので)夜中にロフトの上で、本を読んでいました。母と昼食をとっている時は、ずっと新聞に挟まれた広告を読んでいました。母の顔は見ることができなかった。読みたいから読むというよりも、本の世界に逃げ込まないとやっていけないくらいには、その頃のイグアナの生活は、タフなものではありました。
ドイツに行ってからは、言葉がわかるようになるまでは、いろんな不自由と戦っていたけれど、国語の先生が紹介してくれる本はどれも面白く、少しずつ本の楽しみ方を教えてもらったような気もします。奨学金に推薦してくれたのも、その先生でした。
イグアナはいま、ほとんど本を読まない生活をしています。文章を読む体力がないのかもしれない。あまりそこは、無理をしないようにしています。記憶力も悪いので、今はレビューも書けないけれど、面白かったなと、いうことならぼんやり覚えています。原題のものは、その国の言葉で読んだものです。ご参考になれば。
銀河鉄道の夜 宮沢賢治
三国志 吉川英治
山月記 中島淳
細雪 谷崎潤一郎
ユルスナールの靴 須賀敦子
マルドゥック・スクランブル 冲方丁
天冥の標 小川一水
カンバセイション・ピース 保坂和志
家守綺譚 梨木香歩
沼地のある森を抜けて 梨木香歩
その名にちなんで ジュンパラヒリ
停電の夜 ジュンパラヒリ
チエちゃんと私 吉本ばなな
Rudernde Hunde :Elke Heidenreich/Bernd Schröder
Sofies Welt :Jostein Gaarder
Leben des Galilei :Bertolt Brecht
Die gerettete Zunge :Elias Canetti
Die Marquise von O… :Heinrich Kleist
コメント
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けい
お婆さんは飼い主に撫でる許可を貰ってから犬を撫で始め、大人しく撫でられる犬にお利口さんだと頻りに褒めていた。飼い主は笑っていた。
その光景を観れた僕はとても幸せだった。

たつき

てれて
#terepantalk

⚾はる
あんたら、いいかげん危機感持てぃ!!
交流戦からなんも変わってないやんか
いつになったらチャンスものにできるようになんねん!!!
#baystars

さかな

山小屋

わたよ

ばーよ

そら@
#なろラジ

リク
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関連検索ワード

ごろにゃん
コレクトしといた[大笑い]
ゆに
やはり、私は貴女の文章が好き
はるひとみん
私もコレクトしました イグアナさんの文章は優しいなぁ[照れる]
し〜ぷ☆*。
人間みんなそれぞれ抱えてるものがあってそれこそ今まで生きてきた証なんだけど今イグアナさんから感じとるものはとても個性的で人としても魅力的だなと私は思ってるよ*ˊᵕˋ)੭ 読んできた本からも影響を受けてるのかドイツでの生活が何かの転機になったのかもだし.+゚d(´∀︎`*) だから人生って面白いのかもね[ウインク] 何言ってるかわからなくなってるけど[泣き笑い] イグアナさんは素敵な女性だよ〜💓
橙
ぼくもコレクトさせてね 食べたもので身体ができるように この本たちがイグアナさんの心の一部になったのね