アーロイまであと少し！原神キャラクター全員レベル90達成報告

【小説家さんと他の男性の違いについて考える１】#まる婚活

私が小説家さんに対してあんまりピンと来ていないのに、お断りせず踏みとどまってしまう理由なのですが…
これまで色々な男性とお見合いをしてきて、彼を【一発アウトするには惜しいかもしれない】と思うのです。

以前、お見合いで出会った３人の話をします。

彼らを便宜上【OB】【見せぇの人】【姉大好きさん】とそれぞれ呼びたいと思います。

【OB（卒業生）】
私はお見合い時、「趣味は小説を書くことです」と素直に言っていました。

それに対してこの男性は「あ～　俺も高校の頃は小説とかやってたわ」と頷いてくれました。

「でもさ、俺たちはもう大人なんだよ。
そんなの書いている場合じゃないし、結婚したら卒業するよね」と彼は明るく言いました。

「俺さ、キャンプと釣りが好きなんだよね。
これぞ大人って感じだよ。小説はそろそろ卒業して、外の世界にも目を向けるべきじゃないかな」

そうして彼は遠出をする話ばかりをしてきました。
私自身、あんまり遠出が好きではないこともあってお断りをさせていただきました。

【見せぇの人】
彼は「小説、書いてるんだって？」と顔を合わせるなり唐突に聞く男でした。

どこの方言かわからないけれど、二言目には「見せぇ、見せぇ」と彼は常に催促をしました。
『いきなりは恥ずかしいですし…』と軽く断ると、「恥ずかしがることは無ぇよ。なんなら読み上げてみ！」と彼は笑顔なのです。
そんな彼は煽るように「見せぇ、見せぇ」と繰り返します。

「自慢じゃないけど俺は本を沢山読むんだ。だから、あんたが小説を書くって聞いてすごい興味津々なんだよ。
俺はどんな本だって読んでる。
危ない本も変な本も、気持ち悪い本も読んでるから、あんたの小説も大丈夫。
ほら、見せぇ　見せぇ」

読んだことのない小説を読みたいという渇望。
お見合いという場にいるはずなのに、別の目的を持った生き物と出くわしているような、ほんの少しの気持ち悪さを感じる。

私は小説を売り込みに来たわけじゃない。

小説の内容まで好きになってほしいだなんて思ってないから、まずは私自身を見てほしい。
結婚するときに顔を合わせるのは私自身なんだから。

そう思ってお断りをさせていただきました。

（続く）

大にゃんこ