【予告】8/7(月)18:10~遂行機能障害について語る会

ルームにご参加下さった皆様有難うございました。

【予告】次回は8月7日（月）１８：１０　～　「遂行機能障害」ついて語らいます。

今回は「レスパイトケア」について語らいました。

〇レスパイトケアとは

・重度心身障碍者（児）
・子ども(里子)
・高齢者
等を一時的に預かり、監護者が一息つける時間を目的とするサービス

〇レスパイトケアの効果

・母の障碍者のきょうだいに対する「自責の念」

→　「きょうだいを喜ばすことができる嬉しさ」

・きょうだいに同胞を慈しむ心を持つようになった　

→　子育てを肯定的に受け入れるように

※　きょうだいは「いい子でなければ…」という思いを抱えていた。

・利用ニーズは高い

【機器を用いた調査】
myBeat Ⓡを用いて発達障害を抱える子の親の心拍変動を調査
レスパイトケア利用日と非利用日の夜間の心拍変動を比較検討した

＜結果＞
・レスパイトケア利用日にアルコール摂取頻度が増えた
・心拍数に大きな変化はなかった。
　→　慢性的なストレスに慣れてしまっている可能性がある
・主観的なストレスは緩和された
・子どもが慣れない環境を体験するので帰ってきてからの生活に影響を及ぼす
　→　在宅で支援を受けられる方が良いかも

〇レスパイトケアの課題

・預けることへの罪悪感（国外ではあまりないらしい）

・送迎しなければならない

・信頼できるスタッフの存在の有無

・レスパイトに対する偏見
　「親がサボっている」「親が楽している」「好きな時間でお茶してる」「遊びに行っている」など

・ニーズがあるのにレスパイトケアの認知が低い

例）日中自宅訪問型レスパイト・レスパイト入院にニーズがある利用者のうち５７～７１％がサービスを認知していなかった。
→　サービス提供機関が少ない

など

〇不登校の子の“居場所”として適応指導教室がある意義

・親が「学校に行かせられてない」と思う罪悪感を軽減する

・子どもの生活リズムがいくばくか整う

・専門的な支援が受けられる

・子どもの行動範囲が回復、拡大する

・子どもが犯罪に巻き込まれる可能性を下げる

など。

レスパイトはホントに大事！
#音声ルーム #レスパイト