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ヒロ🦻【えんの木】

2023/06/19

ルームにご参加下さった皆様有難うございました。

【予告】次回は6月21日（火）１８：１０～「CoはClのどこを見る？」について語らいます。

今回は「過去にこだわる人をどう励ますか」について語らいました。

〇過去にこだわる人について考えられること
　①記憶が人生史にとりこまれていない…トラウマ
　②疾病利得的な状況にある

〇過去にこだわる人と向き合うときにやりがちな対応
・ずっと話を聞き続けて消耗する
・うんざりして突き放す

〇話を聞き続けてしまうときのプロセス
同情　→　共感の限界と自責　→　拒否・回避

注）筆者の見聞きしたり体験したりしたりしたものを整理しただけで、論文等の引用ではありません。

〇ずっと昔の人の話をする人の状態の例

A：孤独感・退屈・ストレスあり　→　B：話す　→　C：聞いてくれる（注目あり）　⇒　話す（孤独感・退屈・ストレス減）

〇ずっと過去のことを引きずり続けている人への対応ポイント
・付き合える時間や場を限定する（自分の枠を守る）
・関係が切れないようにほどほどに付き合う
・専門機関につなぐ（複雑性悲嘆の可能性や、親切心が利得を与えているかも…）

〇「それでも話が続いてしまう…」
・限界：最初に「～時までね」と伝えておく
・確認：「以前にも同じ話をしていたと思うけど、その記憶はある？」
・提案：「このずっと続く苦しみが少しでも楽になるとしたらどう？」
・紹介：「専門機関に行ってみると楽になるかも。」

〇もし自分が対応するなら…
・過去にフック→フュージョンしていることに気づいてもらう
・絶え間なく、過去の愚痴を言い続けることによってどんな結果になっているか気づいてもらう　→　短期的・長期的なメリット・デメリットを比較
・思考の観察を促す
・楽しみや喜びや慈しみを感じられる時間を一緒に検討する

今日はリスナーの皆さんにだいぶ盛り上げてもらい、はしゃいでしまいました。(転がされてる！？)
#行動分析 #愚痴りたい #音声ルーム #過去の話