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yoshiiiiii

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・カントの「判断力批判」を通してのアーレントの人文主義の肯定と論文「文化の危機」についてのメモメモメモ

趣味は「世界がどのように見られるべきかということのみならず、その世界の中で誰が共に属するかをも決定する。」とアーレントは指摘。趣味は共通の原理を規定し、付き合う仲間を表現する。
そういうものとしての趣味は、政治それ自体のように、自己開示の問題なのである。「趣味は美的なものを真に人間化し、文化を創造する政治的能力である。」

彼女はキケロが次のように語っていると解釈。
「真のヒューマニストにとっては科学者の検証可能な真理も哲学の真理もさらには芸術家の美も絶対的ではありえないということである。ヒューマニストは専門家ではないがゆえに、各々の専門がわれわれに課す強制を超える判断と趣味の能力を行使する」

陶冶された人格=教養人とは「現在であれ過去であれ、さまざまな人びと、事物や思想のなかから、自らの友とするべきものを選択する術を心得ているひと、それこそローマ人が考えた文化人にほかならない」

フマニタス〈humanitas〉=人間らしさの極致を獲得するのであれば観想的生活から退却して、アーレント=ヤスパースが提唱する”公的領域への冒険”とまでは言わないが社会の中で生き、真理を志向することではなく、意見(ドクサ〔ここでは臆見とは表現しない〕)を判断する能力を養うことが重要。

判断力を養うために必要なのは何か?そう、「趣味」です。

ざっくり言うと観想的生活においてフマニタスの獲得は不可能。

現代の社会的領域で労働者として生きていくのなら、観想からは離れて、まずは趣味を通して仲間や友達の意見の中で生きればイイッ!!

真理なんか捨てちゃいなよ。自分の中にある可能性を確定させることがフマニタスの本質よ。
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コメント

ところてんのすけ

ところてんのすけ

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アーレントが言うところの趣味は、カントが言うところの趣味と部分的にしかオーバーラップしてないんですかね? カントは美的なものの分析において趣味に言及していますが、アーレントは美的なもの以外にまで対象を拡大しているのかなと思いました。

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yoshiiiiii
yoshiiiiii
すみません。コメント場所間違えてしまいました。
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yoshiiiiii

yoshiiiiii 投稿者

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ちな、フマニタスがAI論に接続される可能性は微レ存。

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yoshiiiiii

yoshiiiiii 投稿者

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彼女はカントの判断力批判を政治的判断と結び付けて、芸術と政治の共通点をあげたりしてるのでところてんのすけさんの考えてることは間違ってないと思いますよ。

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ところてんのすけ
ところてんのすけ
お答えありがとうございます。アーレントに関しては何にも知らないので勉強になります。カントの判断力批判を政治的判断にまで応用しようとする試みは、上手くいっていたとしたら、かなり面白いですね。 良かったら、アーレントに関する本で入門書として位置づけられているような書物とおすすめの書物を教えていただきたいです。
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