私は24時間テレビが嫌いだ。頭ごなしに批判したり、見ている人のことを悪く言うつもりは全くない。24時間テレビとは視聴者から寄付金を募り、福祉支援、環境保護、災害復興に役立てている一方、障がい者によるチャレンジ企画なども行なっている。上から目線で非常に恐縮だが、前者は非常に良い活動だと思う。しかし、後者の“利益”のために障がい者を出演させて視聴者を感動させる所謂「感動ポルノ」に関して一石を投じたい。障がい者が頑張っている姿を見て健常者が感動するという構図は24時間テレビ以外でも非常に多くの場面で見られる。私が思うに、障がい者は普通に生活しているだけなのに、健常者からしたら「すごく大変なんだ。辛いんだ。」という思考が勝手に押し進められ、24時間テレビなどのマスメディアによってさらにその思考が加速していると考察する。そのため、マスメディアこそが今までタブー視されていた障がい者を笑いのネタにするなど、障がいに対するイメージを払拭する引き金になるべきだと考える。24時間テレビが放送されている同時刻の28日にNHKでは『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』が放送されている。この番組では「障がい者はかわいそうで、障がい者を笑ってはいけない」などというステレオタイプを払拭する内容を放送している。これは先の引き金の良い例だと考える。そもそも障がい者だけではなく、シングルマザー、シングルファーザーやホームレスなどはどうなのだろうか。生活に困っているのは障がい者だけなのか。どのような形であれ生活が大変だという人々は多数存在している。総てのテレビ局がそうではないと信じたいが、障がい者ばかりにスポットライトを当てるのは、視聴者に感動ポルノを押し付ける最たる例ではないのか。この時期はもう一度感動ポルノに関して考える良い機会だと思う。
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私は24時間テレビが嫌いだ。頭ごなしに批判したり、見ている人のことを悪く言うつもりは全くない。24時間テレビとは視聴者から寄付金を募り、福祉支援、環境保護、災害復興に役立てている一方、障がい者によるチャレンジ企画なども行なっている。上から目線で非常に恐縮だが、前者は非常に良い活動だと思う。しかし、後者の“利益”のために障がい者を出演させて視聴者を感動させる所謂「感動ポルノ」に関して一石を投じたい。障がい者が頑張っている姿を見て健常者が感動するという構図は24時間テレビ以外でも非常に多くの場面で見られる。私が思うに、障がい者は普通に生活しているだけなのに、健常者からしたら「すごく大変なんだ。辛いんだ。」という思考が勝手に押し進められ、24時間テレビなどのマスメディアによってさらにその思考が加速していると考察する。そのため、マスメディアこそが今までタブー視されていた障がい者を笑いのネタにするなど、障がいに対するイメージを払拭する引き金になるべきだと考える。24時間テレビが放送されている同時刻の28日にNHKでは『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』が放送されている。この番組では「障がい者はかわいそうで、障がい者を笑ってはいけない」などというステレオタイプを払拭する内容を放送している。これは先の引き金の良い例だと考える。そもそも障がい者だけではなく、シングルマザー、シングルファーザーやホームレスなどはどうなのだろうか。生活に困っているのは障がい者だけなのか。どのような形であれ生活が大変だという人々は多数存在している。総てのテレビ局がそうではないと信じたいが、障がい者ばかりにスポットライトを当てるのは、視聴者に感動ポルノを押し付ける最たる例ではないのか。この時期はもう一度感動ポルノに関して考える良い機会だと思う。
ましろ🦑(3)
わたしもちゃんと考えてみました。 ありがとう。
みほ
私もそう思いますね(小声) 10代の時からもう見てないです。
𖤣𖤘▸kaii◂𖤘𖤣
同意します。故に私はもう何年も24時間テレビは視聴していません。