『優しさは毒になる』｜めろの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

共感で繋がるSNS

投稿

めろ

2025/12/14

『優しさは毒になる』
についてかんがえてる

例えば親が子供のためをおもってなんでも世話をやいてしまうと、子供はひとりじゃなにも出来ないまま肉体だけ大人になる
周囲に迷惑をかける可哀想な老害の完成だ。

例えば沈黙。
今日の講義では沈黙することで相手の心の中で地獄が完成する、って例をきいた

人間は1番心を許してる相手、甘えている相手に理不尽な対応をする。わがままになったり、感情をぶつける。安心をくれる相手に攻撃する。

優しい女性は感情をコントロールできない男性にも優しく接する。最初はよしよしと肯定して受け入れようとするけど、そこで優しくてさらに賢い女性なら、その男性から離れる。自己愛を理解している女性は、自分の心を守るために男性の前から去る。

「怒りは関係への執着。
関係を断つのは理解したから。」
とユングさんは言ったらしい

（どうしてこれをしてくれないの！）と相手を責めるか、
（この人間にこれはできないんだな）と理解するか。
誰にだって出来ないことはある
出来ないことを押し付けてくる相手に安心感は持てない
コントロールしてくる相手と対等な関係は築けない
それはパートナーではなく主従関係
もちろん双方がそれを望むならハッピーエンドだ。

「男性が忘れられない女性とは、居場所をくれた女性だ」
とせんせいは話していた
安心感を教えてくれた女性。

「人間はとびきり親切にしてくれた相手のことはずっと忘れない」というデータがある
どんな時もやさしくしてくれたおばあちゃん。
どんな時も自分を認めて味方でいてくれた友人、上司。
ふとした時や心が弱った時に、（あの人はいまどうしてるかな）と思い出すものらしい。
その話を聞いた時、安心が、感謝が人間の心を支えて生かすんだなあとじいいんとした記憶がある。

だから
居場所を、安心をくれた相手のことはずっと記憶に残る
とぼくは信じてる。

でも
今日の講義でおもしろかったのが、相手のための『沈黙』が相手を地獄におとすという発想。
この場合、心の中での地獄の完成。
かみさまは信仰心のある人間の心の中にすむ
そして光と反対の闇も心の中に存在する

相手を傷つけないように、相手ができないことを責めないようにと言葉を飲み込んだ結果、そのおもいやりが相手を苦しめる、と先生は考えた

（この女性は自分を受け止めてくれる）という安心感
（彼女は絶対に自分を否定してこない）という安心感
失うまでその価値に気づけない。
賢い女性は静かに去る。
去った後、自分は精神的に支えられていたと後から男性は気づく。
行動ではなく存在そのもので支えられていたことに気づく。

後悔は時間と共に深くなる。
後悔はのろいになる。

だから｢後悔は成長につながらないんだよ｣と先生はいう
（あんなに優しい女性だったのに、俺はなんてひどいことをしたんだ）
後悔して後悔して、そして地獄が完成する。
『こんなどうしようもない俺はもう誰とも関わらない、関わるべきではない』
人間と関わることをやめた生活はとことん闇だ

ぼくは人間は強く後悔するから成長出来るものだとおもっていた。
（これじゃだめだ！今のままじゃだめだ）と心の底から思えた時、やっと人間は行動を変える

だから先生の視点は新鮮だったし、そんな純粋な男性が果たして存在するのか疑問におもったりもした

何はともあれ、親切に接していればぼくが困ることは無い
どんな人間に対しても誠実に、丁寧に接すること。
こんなぼくだからなめられることは多かったしたくさんいじめられてきたけど、ぼくが賢く優しく接することで誰かが自分の愚かさに気がついて地獄に落ちるのなら、
やっぱりぼくは悪女なのかもしれないなとおもったりもした。

関連する投稿をみつける