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没壱 ヤモオ
『十王経』では、
人は死後7日毎に7回の裁判を受けるそうです
その裁判は地獄で行われ、最終判決されるまでに 『49日』 掛かります。
それが葬儀で言う『49日』
その時にこの現世からお坊さんを通じて供養を上げて、故人の『滅罪』や『成仏』
裁判で優位な判決を貰えるようにと祈る事を言います。
その後は100日、一周忌、三周忌等々の年忌法要にも裁判が行われて、担当裁判官も居ます。
その担当裁判官がどんな奴かを書いていきます
秦広王 初七日担当 『不動明王』
初江王 二七日担当 『釈迦如来』
宋帝王 三七日担当 『文殊菩薩』
五官王 四七日担当 『普賢菩薩』
閻魔王 五七日担当 『地蔵菩薩』
変成王 六七日担当 『弥勒菩薩』
太山王 七七日担当 『薬師如来』
ここ迄が49日で、行く末が決まる。
平等王 百箇日 『観音菩薩』
都市王 一周期 『勢至菩薩』
五道転輪王 三回忌 『阿弥陀如来』
大体この辺りで一区切りになる…が‼️
実は続きがあって
蓮華王 七回忌 『阿閦如来』
祇園王 十三回忌 『大日如来』
法界王 三十三回忌『虚空蔵菩薩』
これで 弔い上げ になります。
実は 『地獄十王』+『3人の裁判官』何ですよね。
ここで実は、裁判を2つ兼任してる方が居ます。
初七日担当の『不動明王』です。
如来、菩薩で構成されている裁判官に一人だけ『明王』、しかも一発目の裁判官を任されています。
何故のか?
不動明王の持つ剣は『利剣』と言って
煩悩を断ち切る炎の剣と言われています。
『火葬場の炎』は、この不動明王の炎🔥と、言われるのは、初七日担当の秦広王こと、
『不動明王』が担当しているからです。
そしてこの『明王』の中には
各如来が力を行使しなければいけない時の姿『教令輪身』の姿が有ります。
『不動明王』は、とある如来の教令輪身の姿
その中身は・・・
十三回忌担当 祇園王こと、
如来達のリーダー『大日如来』なんです。
正月でお寺に参拝する方も居ると思います。
大事な方が旅立たれて正月どころでは無い方も居ると思います。
この雑学を見て、お参りした所の本尊を調べて見ても良いし、大事な方の旅立ちをこれに当てはめて、冥福を祈ってみて下さいませ。

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