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みこパパイヤン


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⸻
第一話 (全二話)
夜は、人を追い詰める
海じゃなくても、夜ってやつは人を追い詰める
19歳の彼女の部屋は、スマホの光だけが明るかった
両腕の内側は、まだ“過去”になりきれていなかった
傷は盛り上がって、消えない形になっている
見るたびに、胸がぎゅっと縮む
「汚い」という言葉が、勝手に浮かぶ
そのたびに食欲が消えて、次は逆に、止まらなくなる夜が来る
——落ち着きたいだけ
——息がしたいだけ
——生き延びたいだけ
分かっているのに、誰にも言えない
言った瞬間に「やめなさい」「そんなことしたらダメ」と返ってくるのが分かるから
正しさで殴られるくらいなら
一人で黙って崩れた方がマシだと思ってしまう
その夜、彼女は洗面台の鏡の前で、袖を引っ張り直した
隠す動きが、もう呼吸みたいに自然だった
「……私、何してるんだろ」
声が震えた
「自分、生き延びとるだけや」
背後から声がした
振り向くと、黒い服の男が立っていた
でも彼女は驚かない
驚く力が、もう残っていなかった
「……誰」
「ただの通りすがりや
ワシは説教しに来た
けどな、最初に言っとく」
男は彼女の腕を見なかった
見ないことで、彼女を“物”にしない距離を保った
「それは恥やない
自分が壊れそうな中で、生き残った手段や」
彼女の喉が詰まった
初めて、そこを否定されなかった
「でも……消えない」
「消えへんかもしれん
消えないものがあるのは、この世の普通や」
男は水道の蛇口を指さした
「自分は今まで、“痛み”で均等を取ってきた
せやから、いきなり『やめろ』は無理や
無理なことを“理想”にすると、また自分を殴る」
彼女は、涙が落ちる前に笑った
笑いというより、息漏れだった
「じゃあ、どうしたらいいの
私、もう普通に戻れない」
「戻らんでええ」
男は淡々と言った
「自分は壊れた人間やない
今までのやり方が、限界に来てるだけや」
“限界”という言葉が、なぜか救いに聞こえた
限界なら、変えられるかもしれないから
男は指を二本立てた
「今日から覚えるのは、二つだけや」
#希望 #自作小説

ちんねん
富山ではみくりが池温泉と並ぶ、めちゃくちゃ良い湯でした。女将さんがお年なので、行きたい方はお早めに。
#富山 #温泉




つ͙き͙
年パス最終日
ひらパー、ありがとう
さようなら、ひらパー
ほな、また
#ひらパー
#大阪
#よー笑ってよー遊んだ




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