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みや

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同士少女よ、敵を撃て(文庫)

読了。

最悪の形で同時代性を獲得 という、筆者の言葉が印象に残る。

むかし、教員のタマゴだったとき、ベテランの先生が「戦争教材はつまらない」といっていたのを思い出す。一つの花、という作品で教育実習をするときの話だ。

作品外に「戦争」という背景がありすぎ、言葉を読む以前に関わることがありすぎて、読むことに相対することにはノイズが多すぎる。

そういうことだったと、理解している。

大きな地震があってすぐ、いきものがかりが、「わらってたいんだ」をリリースした。確かあのとき、水野さんは、「メッセージソングではないと思いたい」と、いうようなことを言っていたと思う。

地震があって成立するもんじゃない。あくまでこれは一つの作品としてつくったので、被災への応援という意図でつくったんじゃない。(この作品のなにかしらの部分が、たまたま地震で傷ついた誰かを結果的に癒すことは、否定しないし、うれしいけれど。)と、いうことだと、解釈している。

この本がずらっと本屋に並んだとき、確かに「うわ、同時代性アピールしてくんなよ!」と、反射的に思ってしまい、実際に読むのは、ブレイクショットの軌跡を読んでからの数年後になった。ロシアやウクライナの戦争が世界で話題になってから作られた話なのではない、と、わかっていた。はやすぎるもん、タイミングが。なんとなくわかっていたんだけど、戦争が話題になってるときに戦争の物語をよくことが、なんとなく、理由なく、ダサい、と、思っちゃったんだよね。
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