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よっち
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るー
何かいい間食ないかな

ヒロ
朝は寒かったんだよ~
でも暖かい一日になりました✨
今日もありがとうございます😊
#お疲れ様グラ友さん
#おつかれGRAVITY



あなたがいることで

あこ🎀
シーシャBARに連れて行ってもらった
私はオトナのパフェ目当て(๑´ლ`๑)フフ♡
初めてシーシャ吸うたら
フルーティーで美味しー(/// ^///)
でも
ハマりはしないな(*-ω-)
何がいいかわかんなかった…🤔
私はやっぱパフェだけでいいかなꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
モンブランパフェ食べたかったなぁ〜💦
#笑って生きよう
#至福のひととき
#スイーツ


ハーロック
翌日、会社帰り
彼女はふらりと文房具屋に入った
カラフルなペンが目に入った瞬間、なぜか足が止まった
赤、青、黄、緑、紫
五本だけ買った
帰宅後、ノートに意味もなく線を引いた
下手で、歪んで、子どもみたいな線
でも、不思議と胸が少しだけ軽くなった
それから毎日、彼女は“無駄”を増やしていった
知らない道を歩く
入ったことのない店に入る
歌を口ずさむ
ノートに落書きをする
ある夜、黒い服の男がまた現れた
「自分、最近、ちょっとだけ顔が動くようになったな」
「……そんなことないです」
「ほな聞くで
自分、小学生の頃、何になりたかった」
心臓が跳ねた
「……忘れました」
「忘れたんやない、埋めたんや」
しばらく沈黙が続いた後、震える声で答えた
「……絵を描く人に、なりたかったです」
言った瞬間、目から涙があふれた
「でも、向いてないって言われて、現実見ろって」
「ほう
それで二十年、自分の気持ちには目ぇ閉じ続けたわけか」
「今さら無理です、笑われます
恥ずかしいです」
「笑われたら死ぬんか」
「……」
「恥ずかしなかったら、死ぬまで動かん人生が完成やな」
怒りと悔しさが、一気に込み上げた
「じゃあ、どうすればいいんですか!」
「描け
上手くなくても、描け」
その日から彼女は、独学で絵を描き始めた
最初はひどかった
線は歪み、色は濁り、見返すたびに笑ってしまうほど下手だった
それでも、描くたびに、心が揺れた
上手く描けた日は浮かれ
失敗した日は悔しくて泣いた
半年後、勇気を出して小さな絵画教室に通い始めた
年下の生徒の中で、最年長だった
最初は気恥ずかしくて、肩が縮こまった
けれど描く時間だけは、年齢を忘れられた
「自分、生き甲斐いうんはな、“結果”やない"本気で揺さぶられとる時間”や」
その言葉が、少しずつ身体に染みていった
一年後
カフェの片隅で、小さな個展が開かれた
彼女の人生で、初めての挑戦だった
誰も来ないかもしれない
そう思っていた
けれど、兄が来た
義姉が来た
甥と姪も来た
職場の同僚も来た
「おばちゃん、すごい!」
その一言で、彼女の涙は止まらなくなった
閉店後、展示された絵の前に立つと、黒い服の男がいつの間にか隣にいた
「自分、まだ消化試合やと思うか」
彼女は、はっきりと首を振った
人生は、やり直せる
何度でも、何歳からでも
勝ち負けじゃなく
動いた分だけ、自分のものになる
四十歳の彼女は、その夜、初めて胸を張って思えた
私は今、生きている
#希望 #自作小説


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