遂にスーパー戦隊シリーズが半世紀の歴史に｜マーチンの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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マーチン

2025/10/30

遂にスーパー戦隊シリーズが半世紀の歴史に
幕を下ろすという…
未就学期の男の子が通過儀礼的に通り抜ける
カルチャーではあったけれど、この１０年程
見ていて、主要コンテンツの座が遠のいてる
気が凄いしてたんだよね。
商売の話をすると、一年間で商品入れ替えが
マストであるコンテンツだけに毎年が博打に
近い性質があるとはいえ、外したら痛い。
元々ライダーと戦隊は同じ２月改編だったが
同時にコケると大火傷なので、半年ズラして
リスクヘッジでライダーは秋改編になった。
この少子化において未就学児童の男児向けの
コンテンツを並立させるのはビジネスモデル
として段々と息切れが見えて来た。
戦隊の方は合体ロボが一番の稼ぎ所なんだが
玩具とはいえ非常に複雑なギミックである故
開発費用（イニシャルコスト）は非常に高く
その回収は並大抵ではなく、フルコンプなら
市場価格が数万円する高単価商品である。
年々減っていく未就学児童のターゲットの中
親も積極的に子供に与えたい玩具では無いし
そもそも論で未就学児童の視聴コンテンツの
多様化の中、スーパー戦隊を通過しない子が
この１０年で目立つ様になった。
アンパンマンからポケモンにステップアップ
する中で段々と特撮系のシェアが小さくなり
ポケモンの様に小学校に上がっても見られる
コンテンツと違い、特撮の多くは大人は別と
して、子供にとってはあくまでも未就学時の
通過コンテンツでしかない。
ましてやサブスクでディズニーの攻勢もある
更に言えば就学期になった子供が新たに見る
という事は殆ど無い期間限定かつ不可逆的な
コンテンツという不利な条件しかない。
そうした危ういトレンドと少子化のバランス
シートの限界が遂に来たという感じである。
この半世紀、基本フォーマットに多少の変更
があってもモチーフはある程度の持ち回りで
救急、警察、車、電車、恐竜、動物、忍者等
変わった所では魔法などもあった。
その中でも恐竜と動物は鉄板なので最終作は
恐竜と動物の獣モチーフのゴジュウジャーに
したのだろう、名前も戦隊初代ゴレンジャー
に響きが似ているしね。
団塊ジュニアの自分にとって感慨深いものが
あるけれど、鉄板と言われたロールモデルが
ひとつ終わったのはデータ上は納得出来る。
とはいえ胸に穴が空いた様だ…
(=^x^=)