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あお
100年の片想いから冷めて本気の婚活してる33歳女、マチアプで出会った人とデートを重ねるの巻。
お互い読書好きという話をしていたので、この前のご飯で彼が「最近面白かった」と1冊の小説を持ってきてくれた。
緊張で何を話せばいいか分からずチャッピーに聞こうとトイレに逃げ込もうとしていたワイとは大違いだぜ!やるなお主!!
「お返しせねば!」と使命感に似た何かを感じたワイ。帰りにアパート前で「ちょっと待ちな!!」と彼を待たせ、本棚へダッシュ。
迷える社会人が買いがちな自己啓発本やら時短レシピ本をかき分け、ワイが選んだのは朝井リョウ氏『時をかけるゆとり』。
ご存じの方は、このチョイスに首をかしげるに違いない。
タイトルからして今じゃない!!!!
でも最高に面白いのだ。「桐島、部活やめるってよ」で鮮烈なデビューを飾った著者の青春時代のあれやこれやが軽快かつユーモラスに描かれたエッセイ。
冒頭の章題は「便意に司られる」。
読んで牛乳を噴き出さない人類を、ワイは知らない。
「とにかく面白いので!」と押し切って手渡すワイ。受け取って嬉しそうな彼。
センス、とは。
...とぅーびーこんてぃにゅーど!!
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腹八分目という言葉もあるように、何事も深入りしないで6分くらいがちょうどいいのかもしれないね、、、
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