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黒縁メガネ
「正直、半信半疑だったんです」
アプリでやり取りを始めて数日。画面に映る文字だけなのに、なぜか彼の言葉は心にすっと入ってきた。
紗希はいつもなら返信をためらうタイプだった。けれど、この人には素直に思ったことを返してしまう。仕事の愚痴も、休日の過ごし方も。
打ち明ければ、彼は大げさに笑ったり、真剣に励ましたりしてくれる。
「会ってみませんか?」
その一言を見た瞬間、胸が少し高鳴った。怖さもある。でも、今の自分には勇気が必要だと思った。
カフェの入口で待っていた彼は、写真より少し照れたような笑顔で手を振った。
「初めまして。でも、ずっと前から知ってる気がします」
その言葉に、紗希は思わず笑ってしまった。画面越しではなく、目の前にいる。声も表情も、ちゃんと届く。
ただそれだけなのに、長く探していた温もりにようやく触れたような気がした。
別れ際、彼が小さくつぶやいた。
「またすぐに会いたいです」
紗希はうなずきながら、自分の胸の鼓動が答えになっていることに気づいていた。
——アプリでの出会いだとしても、きっと運命はこうやって始まるのだろう。
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ゆとい

とげ

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ちとせ
ソラトの日本語ノートみたいな文章になっちまった

晴天
狙ってというより勝手に行くイメージ

苺肉

コウキ
待っててねナポレオン…………。
その蒼い瞳にピッタリなクラスカードを用意するからね。

ニキ

ロム
私はその漫画の亡霊というかほぼ地縛霊みたいなもんなのでふふふ…と思いながら見守っておりますよはい。

キムタ
たまにはこんな気分転換も悪くないね
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