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ぎょく

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絵がうますぎくるなんだが!
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つんつ

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目がキマってるはわかりみ
#芹澤長縄と夜あそび
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大口た

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別れはした(笑)
#ももクロくらぶ
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らくろ

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千代永で行きたかったシナリオ回せてもらって嬉しい、そして千代永って千代永だね……
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久瀬 

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メキシコの拷問みたいになってほしいwww
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阿世

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凡人すぎて英語の本読むだけでめちゃくちゃ賢くなった気がしてくるな
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ゆっち

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平塚ジュピター!!!
#nhkらじらー
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カラス

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マジで今日ストーリー読みます
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みどり

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足首をかれこれ2週間近く傷めてるんだけどそろそろ病院行った方がいいやつなのかな… 今週の変身ふあんになってきた
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あお🫧

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《合作作品》
@モ! ×あお
「アカップオブティ」


無限とも思える静寂な空間、
宇宙。
そこを音もなく亜光速で走る船がある。
船名は「サフラゲットビレッジ」
そこの貨物室で、
手のウインチアーム以外大体四角で作られたロボットは同僚のアンドロイドに向かってこう話しかけた。

「ジョニー。僕はほとほと感が鈍い男だ」
髭面のジョニーはほんの一瞬荷物を持ち上げる手を止めた。
「ほう」


「時にだよ、
言葉は現実の模型だ
ただし「本当」のこともあれば
「無意味」なこともある
さらに困ったことに「嘘」の時もある
僕は嘘を見抜く能力が著しく低い」

ジョニーはこれに対してこう言った。
「君は3世代前の量産型とはいえ、人間に遜色のない能力を持った男だ。そんな君でも感は鈍いのかい?」

ロボットは貨物運搬作業の手を止めず、ジョニーに向け180度回した頭で頷いて見せた。
「うむ。僕はそれに対する自己分析をしてみたんだがね、僕は『たとえ嘘でも表面的に取り繕っていれば、というか、もっというと後にもそれが露見に及ばなければそれでいい』と思っているようなのだ」

ジョニーは3メートル四方の貨物コンテナの上に易々と飛び上がり、そのヘリに座って答えた。
「それは開放的だか閉鎖的だかわからん姿勢だね」
ロボットは右手のウインチアームを大変長く伸ばし、コンテナの上にいるジョニーに入れた手のコーヒーを手渡した
「そうなんだよ」

ジョニーは貰った熱々のコーヒーを啜った。
「コロンビア産だね」
ロボットは腕を短く戻して今度は少し首を伸ばした
「そんなわけないだろ」

ジョニーは首を傾げながらぶつぶつ言った。
「これは確かにコロンビア産の味と香りなんだがな?」

サフラゲットビレッジはそんな会話はお構いなしに、白鳥座へと進んでゆく

***

ふたりがコーヒーについて言い争っている最中、
貨物室の天井からふっと、音もなく光の粒が降ってきた。

重力を忘れた塵のように、ゆっくり、ゆっくりと。
その光が床に触れた瞬間、空気が押しつぶされたように波打つ。

光の中心に──宇宙人が立っていた。

「アーアー」

ジョニーの眉がひくりと動き、ロボットのアームが微かに震える。
その宇宙人は、まるでラジオのチューニングのような声で、誰にも属さない言葉を続けた。

「真実は、感覚が作るんじゃない?」

ジョニーはマグカップを見下ろした。
ロボットは、自分のセンサーにはない「味」という概念を思い出そうとした。

「わかんない?
君たちの舌が、世界を作っているだけさ」

***

「あー」
ジョニーは何か気の利いた挨拶を宇宙人にしようとした。その結果出たのが、
「ハロー。」
冴えない挨拶だった。
「「ハロー」」
宇宙人と、なぜかロボットまでもが挨拶を返した。

ロボットは少し考えていた
「ねえ、君、硬いことを言うようだけど搭乗パスは持ってるの?」
宇宙人はイタズラをするときのこどみたいに笑った
「その質問をパスしてもいいかい?」
ロボットは黙ったまま、目からスキャン光線を出して、宇宙人の頭から明日のつま先までを検査した。
「んー」
ロボットはそう言ったきりで、宇宙人は何も言わなかった。
ロボットはスキャンをやめてこう言った。
「じゃあこの質問なら答えてくれるかな?」
宇宙人は笑顔のままこう返した
「当ててみようか?」
ロボットは、
「ほう」
とうなる。
「コーヒーか紅茶か?だろう」

ロボットは宇宙人から目を逸らし、ジョニーへと顔を挙げ大声で言った。
「凄いよこの宇宙人、僕の質問を前もって当てたよ」
コーヒーを啜っていたジョニーはその手を止めて、大声で返した。
「そりゃすごい、何がすごいって、君紅茶も出せるんだね」
ロボットは
「おい」
と言ってピポピポ笑った。宇宙人も横で笑った。

「ところで宇宙人さん、おたくの言うことは一昔前なら問題のない発言だったが、今は危険だぜ」
ジョニーはコンテナの上からこんなことを言った。
「多様性の社会だからかい?」
宇宙人の返事にジョニーは狼狽えた。
「話が早くて怖いね」
ロボットが
「だろ」
とジョニーに同意しながら、答えを待たずに入れた紅茶を宇宙人に渡した。

宇宙人は
「コーヒーが良かったのに」
と寂しそうに言った。
ロボットは
「僕、感が鈍いから」
と弁解し、ジョニーまでコンテナの上から
「彼、感が鈍いから」
とトドメをさした。

「昔はね」
とめげずにロボットは言う。
「そういう哲学をするのは、オリジンだけだった。」
宇宙人は、
「弁当かい?」
といった。
ジョニーは静かだったが、ロボットは
「えっ」
と驚いて、思考スキャンをした。目が虹色に光り、ピポピポ電子音が響く。
たっぷり17秒後、ロボットの目は元の通り黒く戻り、電子音も止んだ。
「やっと見つけた、オリジン弁当、、、。2000年前に地球の人間が作ったお弁当屋さんだ」
ジョニーが感心した声を出す
「古いなぁー」
ロボットも首を振る。
「いやぁー」
宇宙人もそれに加わる
「古いねえ」

「人間、、。オリジンは最初から自らをオリジンと呼んでいたのかい?」
ジョニーの質問にロボットは少し迷惑そうに、
「えぇ」
と唸ってまた目を七色にピポピポ言い始めた。検索を待たず宇宙人が口を開いた。

「人間がオリジンと呼ばれるようになったのは、アンドロイドやロボット、サイボーグや地球外生命体と接触するようになってからだよ」

「じゃあなぜオリジン弁当なんだろう?」
ジョニーの疑問は尽きない。

いつしか検索を終えたロボットが笑いながらジョニーに向かって言った。
「人間弁当って意味の方が気持ち悪いだろ」

「それもそうだな」
ジョニーも笑った。

「5感だけが世界を作る。5感が知り得ないものは知ることができない。5感の知り得ない超次元を考えることは理性の過信からくる、いわば暴走だ」
宇宙人は意のそまぬ飲み物を飲みながらこう言った。
ロボットとアンドロイドは
「うん」
と簡単に答えた。

「しかしね」
と切り出したのはロボットだった。
「5感と言ってもな、オリジン、サイボーグ、アンドロイド、ロボット、地球外生命体、有機生命体、また個体差でそれぞれ変わるからなぁ」

ジョニーは頷いて、空になったマグカップをそっと、コンテナの上に置いた。
「それぞれ同じ世界を見ながら、違うように感じてるってのはわかるけどね」

***

光の粒が床に消えてからも、貨物室の空気はまだ微かに振動していた。

「……おかわり、いいか?」
ロボットが無言でアームを伸ばし、湯気の立つポットから新しいコーヒーを注ぐ。
ふわりと立ちのぼる香りが、貨物室の冷えた空気をやわらげた。

ジョニーはコンテナの端に座り直し、マグカップを握りながら宇宙人を見つめた。

「それにしても、君の“感覚”ってやつは予測できないな」

宇宙人はにっこり笑い、指先で宙の光を撫でた。
「予測できるのは、ただ可能性だけさ。
君たちが世界をどう感じるかまではね」

ロボットは腕を組み、虹色のセンサーを微かに光らせた。
「なるほど。感覚で世界を作るなら、観測者が増えれば宇宙は無限に変化する、と」

宇宙人は少し首をかしげ、ふっと笑った。
「たとえばここに、いっぱいの紅茶があるとするね。
僕にとっては a cup of tea──ほっと一息の光景。
でも、ダニさんにとっては、死の熱湯プールかもしれない」

ジョニーは眉を上げ、ロボットのセンサーがピクリと反応した。
「事実はひとつでも、世界は違う。
歴史上の人物だって同じさ。
たしかに“過去に生きた誰か”だけど、語り継がれるたびに脚色されて、
見る人の数だけ別の姿になる」

「つまり」ロボットが言う。
「真実は、観測者の数だけある」

ジョニーはマグカップを傾け、コーヒーの香りを深く吸い込んだ。
「この匂いも、俺の宇宙なんだ」

宇宙人はゆっくりと首をかしげた。
「面白いことに、君の“宇宙”は君だけのものなのに、僕も感じられる。
観測者は増えるほど、世界を豊かにするのかもしれないね」

ロボットは小さくうなずき、コンテナに背中を預ける。
「では、もし君が紅茶派だったら、俺たちはまた別の世界を味わっていたというわけか」

ジョニーは笑い、コーヒーを一口啜った。
「そうだな。
でも、同じ部屋で笑えるってことは、やっぱり世界の共有はできるんだな」

宇宙人は光の粒をひとつ飛ばし、ゆらりと宙を回る。
「結局、真実も感覚も、観測する者の手の中にあるんだ。
世界を作るのは、宇宙でも、コーヒーでもなく──君たち自身なんだよ」

貨物室の静寂に、三者の笑い声が柔らかく混ざる。
そしてサフラゲットビレッジは、音もなく、白鳥座へと滑り続けた。


#観測者の宇宙 #コーヒー哲学 #ことばりうむの星#響き合う声たちイベント#自由合作アンサンブル
響き合う声たち 🎻~自由合作アンサンブル~
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わらび餅

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今日はおうちの事等であっちらこっちらしていてほんとにあっという間に振替休日を使ってしまいましたが、移動中のスキマ時間に少しまた寄り道しました🤩

その時見つけた「将満」というところの大福〜🤩
急いでいたので適当に6個をえらびましたがどうやら全種類は31あるようです🙄

今度大人買いしてやりますっ🤩

とりあえず帰ってからずんだ餅をいきましたが🙆‍♂️でーす🤣

#GRAVITYスイーツ部
#音楽をソッと置いておく人
GRAVITY

大福くん (with 大福くんと仲間たち)

AMEMIYA

第1回 食欲の秋🍁
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