極論、夢と知識があれば大抵の芸術は一応創造できる。体験があるか、或いは体験がない場合には精読(たんに書物だけでなく人間の対話心理や社会的心理に対する精読)で補えば高級な芸術も創造できる。体験と精読が両方あると9割9分駄作になる。この壁を越えるためには映画性を身につけるしかない。