村田沙耶香の『しろいろの街の、その骨の体温の』の、膨張していく白に、思春期特有の窒息しそうな息苦しさを重ねるところとか、山田詠美の『蝶々の纏足』で描かれる、思春期の同性間の傲慢さや、距離感を測りきれず、ついたり離れたりする感じとか、すごい好きなんですよね...