いくら分断された社会とはいえど、流行するメカニズムや範囲を変えながらも流行語というものは存在しているので、“流行語大賞”を謳いながらの着眼点と批評性に問題があるのだろう。より具体的には、日常使われる普遍的な流行語よりトピックを重視することの踏襲をやめられないことが良くない。