落選の憂き目に遭っても、丸川の根底にまでびっしり蔓延った愚民観はそうそう拭われることはないだろうし、むしろ恨みからより強固なものになるかもしれない。ともあれ、そこにはひたすら不幸な人間の生き様があるというだけだ。