喧嘩した時、落ち着いてから自分の気持ちを伝えよう

皆さんは家族やご友人、恋人さんと小さな喧嘩、大きな喧嘩をした際に、ふぅと一呼吸入れてから(感情の暴走を防ぐため)ご自身の気持ちを言葉にし、相手の気持ちを受け入れ、咀嚼し飲み込むことができていますか？

こうして文字にするのは簡単ですが、とてもじゃないけれど生半可な気持ちじゃ実現できないことだと思います。かくいう私も同棲中のパートナーとの間にピリッとした空気が流れた時、普通にテンパりますし、置かれた立場によってはただただムッとしています。
その日のポテンシャルも関係しますしね。

実は最近、パートナーとぷち喧嘩をしました。とても些細なことです。

それでもお互いに不快な思いをしたのは確か。
このままでいると相手との間に明確な"溝"が生まれます。

パートナーとは同居するにあたって予めいくつかのルールを設けていました。その一つが、お互いに"本音"を隠さないこと、です。その際に心掛けているのが、気持ちを伝える時は必ず「相手の手を握る」というものです。
どうやら人間は、心の距離が生まれている時に、身体的な距離まで生まれてしまうも、緊張や焦燥感、怒り、悲しみ等ネガティブな感情が優勢がなってしまう傾向があるようで、私自身も物理的な距離が生まれている時とそうじゃない時でも気持ちの落ち着きかたに変化があることを身をもって実感した次第です。

相手の手を握るなんて、と最初は抵抗があるかも知れませんが、これが物凄く効果があるので是非試してみてください。

但し、お相手が感情的になっている時に実行すると返って「ちょっと触らないで」と悪化してしまう場合もあるのでご注意を。
あくまでお互いが冷静である時に行う、ということを忘れないで欲しいのです。

話を戻しますが、今回も私たちはお互いの手を取り合って、少しずつ想ったことを伝え合いました。乱暴な言葉はしまって、こう言われた時こう感じたからこんな言い方をしてしまった、等喧嘩に至ってしまった時のことを思い出しながら成る可く具体的に話すと相手に理解してもらいやすいです。

きっと現代の日本人はこういった気持ちの共有を後回しにしがちなんだと思います。

現に私の家庭も"本音を伝えない"をきっかけに、家庭崩壊にまで至りました。

こんなに悲しいことはありません。
なので、皆さんも自身の本音、そして相手の本音を大切にしてみてください。