新種さつまいも『紅はるか』初実食レビュー！

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カイナン

2024/10/05

今シーズン初めて紅はるかという品種の芋を食べた。
肘から手首ぐらいの長さ、握っても手がまわりきらないほどの太さ。
色は薄紫で、やや茶色の部分あり。2本300円で大きい鍋に入れても入り切らず、少し先端を切った。中身は黄桃のような薄黄色。
鍋に入れて浸るほどの水を入れ、適当に茹でる。
箸を刺して貫通できたらお湯を捨て少し冷まし、一口食べてみる。
歯を通すと、ほろほろと崩れ、身が剥がれる。噛み砕くとそれほど抵抗もなく身が砕ける。すぐにペースト状になりなめらかで甘い。断面から湯気がふわっと溢れ、がつがつ食べた。
皮の保温性が高いのか、最後の一口まで温度が変わらず、ずっと温かい。
紅はるか美味すぎる。うんちが出ないため食物繊維を摂取せねばという義務感で食べたものの、永遠に食べられそう。夏にもさつまいもを食べたが、夏のさつまいもは痩せ細って小さく、色はビビッドな紫色をしているが甘味はほとんどなかったため侮っていた。しかし旬の果物というものがこんなに美味いと思わなかった。うんちは2回出た。