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HALHAL
どちらもかか、すなわちお母さんが重要な人物として登場します。
楢山節考は、簡単に言えばもうすぐ七十を迎えるばあちゃんが楢山と言う神の宿るとされる山に息子に背負われて行くはなし。(苦しい生活の中で食い扶持を減らす為に。。)
一族の行く末を考え一喜一憂しながら息子を、一族を思い、早く楢山に行きたいと、神に迎えられたいと考える主人公のばあちゃん。物語に悲壮感はあまりないけれど、息子とばあちゃんの愛情がそこここに見え隠れする、辛くも物悲しい日本昔話風の、、フィクションとはいえ、かつては必ず存在したであろうと思われる小説。さすがに名作。
かかは、、浪人生の娘が主人公です。
娘とかかとの愛憎劇。
毒親、、とも言える母。
時に酷く憎く思える母、、けれど、大好きな母。。
母の手術を前に、うーちゃん(主人公の娘ね)は熊野詣に行きます。
うーちゃんは母を妊娠したいと思う。
自分の存在によってかかはおかしくなってしまったのなら、私はかかを産み直して、決して今度は自分を産まないようにしてあげる、、みたいな。
ちょっと違うかもやけどそんな感じです。
これも、、ズンズン刺さるものがあった。。
結局は、どちらも愛の物語である。
かたや、どうにもならない慣習と生活苦の中に湧いた必然の離別の話であり、一方は、このままだと切れてしまいそうな愛情を、なんとか修復しようともがく娘の話。
気丈な母と、弱い母が出てくる話。。
昔話と現代的な話。
どちらがどうとか言えないけれど、どちらも何だか悲しい話でした。
んで、どちらも名作でした。
#おすすめの音楽垂れ流し計画
#読書
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Sea of Love
コメント
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早いイメージだったけど全然違ったw

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QTY
どちらも、HALHALさんの説明を読んで気になりました。楢山節考は映画も非常に有名ですよね。
tan
どちらの作品も ステキな作品ということは ビンビン伝わります!特に 後者は 設定が惹かれます! この音を作られる方は 丁寧に音を作られますね!どんな弦楽器なんだろう?と残響音を聞いて思いました。