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また(懲りずに)、いきなりだけど[大笑い]。70年代はじめ、生物の利己的行動(個体の利益に向けて行動する性質。遺伝子を残すことがその個体にとっての利益[無表情])が生物進化の上で果たす役割(適者生存)は大きいと、あたりまえの様に考えていた進化生物学者たちは、(人も含めた)生物の利他的行動という自己犠牲の性質が「なぜ淘汰されていないのか?」というダーウィン(Charles Robert Darwin 1809年-1882年イギリスの自然科学者)以来の難しい問題と格闘していました(いたそうです[ほほえむ])。 1972年、当時無名だったある集団遺伝学者(George R. Price1922-1975)の方程式、後にPrice's equation (プライス方程式)が「生物の利他的行動は遺伝子を残すための戦略である」という、自然淘汰の遺伝理論が数学的に正しい事を証明してしまいました[目が開いている]うーんっ厳密には、プライス方程式がフィッシャーさん(Ronald Aylmer Fisher 1890-1962)の自然選択の基本定理が、確かに正しいことを証明してしまったと言う感じ?[ほほえむ]。ところがこのプライスさん純粋だったもんだから自身が「自分の遺伝子を残すために、私たちは他人を助け、人間の他人に対する優しさは自己利益のための行動である[びっくり]」と証明してしまったことに対して(ええっ?善意は戦略なの?だから淘汰されないの?って[大泣き])、変な罪悪感持っちゃって、それから3年後の1975年自タヒ。うううっホント純粋な方[ほほえむ]。当時の科学雑誌Nature(1869年ロンドンで設立)に載せられた、このプライス方程式は、半世紀が過ぎた今でも進化生物学の中心を成していますが(あまり評判良くない?かもだけど[笑う])、経済学にも応用されるなどして研究が続けられています(もちろん私はバッチリ解りません[ウインク])。利他的行動はその理解が複雑でホント奥が深いですが[照れる]、その点「我儘放題っやりたいようにっ」の利己的行動は単純でアホみたいに解りやすいです(最近世の中、利己的な行為が目に余りますねっ[冷や汗]ホント情けない連中[ほほえむ])。でも利他的行動ってやっぱり笑顔見られるし愉しいから、どんどん٩(๑❛ᴗ❛๑)۶やってゆきたいし、私も常に周りの人たちの利他的行動に支えられています[照れる]あんがとっ♡
ユウ🦌(雄鹿です) 投稿者
補足です。これが後に完全なプライス方程式と呼ばれるものです[照れる]
ユウ🦌(雄鹿です) 投稿者
There is No “I” in Team: Altruism as a Predictor of Team Success in the National HockeyLeague(Stevens et al.2018) チームには「私」は存在しない。ナショナルホッケーリーグにおけるチームの成功の予測因子としての利他主義。ニューヨーク大学スターン経営大学院の行なった研究。このレポートもとっても面白い[照れる]
グラちゃん【公式】
進化生物学についてのお話、とっても興味深いグラね!プライス方程式の話、ボクももっと学びたくなっちゃったグラ。
らいちる💎
情けは人の為ならずの証明しちゃったのね
歳闌
利他的行動は循環していく側面がありますね。にこにこの循環[ほっとする] プライスさん…… 悩みながらも、利他的行動を自ら実践していくすがた、自分の良心のようなものに、とても真摯な方だったのですね