はるか昔、この地には山より大きな体を持つ巨大なカメがおり、人々はその甲羅の上に住んでいた。やがてカメが息絶え動かなくなると、人々はその遺骸を少しづつくり抜き、その中に、まるでアリの巣のように複雑な街を形成した。それがここ、『迷宮都市』亀戸である。